(真面目な話)
摂食障害について
ザ!世界仰天ニュースの昔からのファンで、
最近は暇な時にYouTube で見ています。
この番組では、少し前から摂食障害について
取り上げる事が多くなってきました。
日本人だけでなく、海外で起こっている事も、
そして、起こりうる様々な原因のものを
割と題材にしています。(例えば、太っているのをからかわれて痩せたくて、徐々に悪化していくというものだけでなく、肥満体型の親を見て恐怖心から食べられなくなった等)
今回、久しぶりに摂食障害についての話を見て
感じた事があったのでブログにまとめようと思いました。
あれ、ファンなのに、全話見ていないの?と思われたかなと思います。
実は、数年前、
私は軽い摂食障害になっていました。
今は食に関してコントロールできているので
自分自身、良くなった、治ったと思っています。
が、未だにこういったお話を
見るのも聞くのも怖いと感じています。
ふとした瞬間、なんらかの原因であの時の生活が戻ってしまったら…
ですが、今回改めて見てみて
『あ、自分は今、彼女のような思考回路になっていない。他人の食に対する異常な行動を見ていても私自身が感化されずにいられる。』
と思えるようになったので、振り返る時期としようと思いました。
こちらが、今回閲覧した動画です。
※動画の写真が、ガリガリの女性で少しグロテスクに感じる方もいると思います。
苦手な方は、飛ばしてください。
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私は元々、
痩せ願望から食事の量を減らしていきました。
ただ、少し時期が早く、
小学3年生(9か10歳)の時に自分が太っていると
感じていて行動に移していました。
極端に肥満体型だったのではなくて、
一回り平均より身長が高かったので、体重が周りよりあっただけでした。
だけど、単純に周りと比べてデブだと思った私はある事を思いつきました。
『この体重をキープしたまま、背が伸びればいいんだ』
こうして、おやつは0キロカロリーのゼリーや、親のダイエット食を食べていた記憶があります。
普段の食事はあまり覚えていません。
その後、小学生〜中学を卒業するまでは運動漬けの日々を送っていました。
この頃は、所謂、拒食に近いスタイルの食事をしていましたね。
まず基本的に少食、お菓子を食べない。
飲み物はお茶か水。
そして、ハードな運動をしているのに
もっと運動しなきゃという衝動に駆られていました。
当時は学年でも細い部類に入っていました。
平均体重なんて10キロ近く下回っていましたね。
多分、160㎝で40〜42kg位。
(これで、いや痩せてないじゃんと思った方、
感覚がおかしくなっていますよ。BMIは18.5以下、つまり、普通を下回っています。)
そんな感じで中学時代を過ごし、受験期に4kg程太ったので春休みに元に戻そうとグレープフルーツダイエット(夕ご飯をグレープフルーツと豆乳だけに置き換えするもの)をしました。結果的に、2kg減ったのか減らなかったか位で少し不満を持って高校の入学式を迎えました。
その後、グレープフルーツダイエットを続けながら、さらにハードな勉強と部活に打ち込んでいました。このハードというのは精神的な部分がほとんどです。
入学から3ヶ月後、久しぶりに中学時代の友人に会うと『やつれたね。』と言われました。
正直、私は全くもってそんな事を思っていませんでした。寧ろ、太ったと本気で思っていました。
あまり、やつれた事は気にせずに太らないように高校1年生は過ごしました。
そして、高校2年生になりました。
ココから、
私にとって大変な時期へと変化します。
それなりにできていた勉強が全くできなくなっていって、周りからも馬鹿扱いをされるようになりました。(コレは私の性格からバカにしやすいという事も原因なのですが)
それに加えて、部活内でのトラブルも多く、家族間の問題もありました。そして、中学時代の友人がいない高校に行った事から、誰にも悩みを打ち明けることも、共感してもらう事も、頼る事も、信用する事もできなくなってしまいました。
八方塞がりの状態でした。
それでも、純粋に向上心だけはあったので
勉強をサボる事はせず、学校も遅刻しながらも通っていました。
今、考えると酷いうつ状態でした。
自分可愛さに環境のせいにしていると思われても構いませんが、思春期にとって本当に受け入れるには耐え難い環境でした。
さて、それで私が私を守るためにとった行動が
過食嘔吐でした。
食べたい物を食べる快感。
お腹が満たされる幸せ。
自己評価の低かった私は、幸せを感じていいの?
じゃあ、吐いて苦しもう。
こうした、思考回路から
自分が何かに耐えられなくなると
過食嘔吐に走るようになりました。
今でもはっきり覚えているのが、
初めて吐いた時に、みんなは辞められないって言うけど、こんな事すぐに辞められるわ!
と思っていた事。
ココから4年は続くのに…
そして、さっきの考えにプラスして、
私は声に出せない自分の苦しみを
周りに気づいて欲しかったのです。
SNSですぐに死にたいや、もう無理と
いう方々を周りはメンヘラ扱いをしますが、
呟いて気分が晴れるなら、私は全然
いいと思います。
私は、そう出来なかったから、
極限まで自分を追い込んでしまいました。
家のトイレで何度も吐いてたら、
気がつくよね?ふつう…
こんな事を思っていました。
日に日にエスカレートしていき、
食べたら吐く事が辞められなくなりました。
次第に、人前でご飯を食べる事がストレスに
なりました。
この頃、お腹が妊婦のように膨れてきました。
脂肪がついたブヨブヨの腹じゃなくて、
ボーリングの玉を抱えているようにポッコリと。
そして、もちろん顔は浮腫んでいました。
それがイヤで、ストレスになり
食べました。
そして、吐く事を繰り返しました。
▶︎▶︎摂食障害②