昔のことを克服しようとしても、
ぬぐい切れていないこともあるみたい。

昨日病院に行ってきた。
患者さんも結構な人数いる所だったのか
最初に若い女医さんが簡単なカウンセリングを
して、その後院長先生とという二段階の形式だった。
自分の過去を話すのは、これまでも何度も
経験しているからスラスラと話せて、女医さんとは30分位で基本的な情報を伝えた。
次の院長先生とのカウンセリングまで、
待合室で20分くらい座っていた。
18時頃だったのでお腹も空いていた。

名前を呼ばれ、
奥の部屋でカウンセリングが始まった。
理由があり、今回は筆談での会話だ。
パソコン画面に打たれた質問を答えていく中、
なぜか、過去の私の問題を話している時に涙が出てきた。
さっき女医さんと話した時は何も無かったのに。
特に院長先生の尋ね方や聞き方が特別だった訳じゃない。自分でも、もう解決した事だと思っていたから何故まだこの事で泣いているのか分からなかった。
過去のこと、今も解決していないこと、私は見ないようにしていたのだと思う。触れないことで終わったことにしていたみたい。

そんな事って誰にもあるし、楽しく生活するためには見なくていい事や、掘りかえさなくていい事は幾らだってある。

だけど、
まだ私は過去のことを
どこかで引きずっている。
それが、何も変わっていない事を
表している。

周りを装飾しているだけだから、
スキルを身につけたって、
服や化粧品を買い込んだって
何も変わらない。

2年前から努力したけど、
20年分の根本的なものを取り除くのは
簡単ではないのだと分かった。

今日は薬のせいか、
食欲に侵されていない。