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今日購入。
This mortal coil 「It'll end in tears」
今の私にはこんな感じの弦の音たちが心地良いようだ。
というか、胸に、突き刺さるようなこの音たちが、蒸し暑い夜に丁度良いよう。
幸せを求める私の心と、そちら側へ行っては、音楽を作ることなど出来なくなってしまう、と止める心とが、引っぱり合って私を動けなくさせる。
「人によって幸せのカテゴリーは異なる。君にとっては不幸になることが、最も幸せなことなんだよ。」と、あるアーティストに言われた。
「芸術の道で生きたいなら、早くその選択をするべき、現実を受け入れるべきだ。そうでないと、君を取りまく人たちまでが不幸になってしまう。」
「生きるスピードが遅くなるだけだ。早く、不幸になるという決心をしろ。」
分からない。分からないよ。
どうしたらいいんだろう。

何日か前に出会った、フィンランドのバンド、POOMA。
ここ最近、聞いた事のない物で積極的に欲しい、と思ったものがなかったのだけど。
今聴いてて、素直に好きだ、と言える。
浮遊感のあるギターのフィードバック。
重みのあるベース。
気だるい女性ボーカル。
やはり4ADぽい。
君は僕をやっぱり何にも知らないんだね。
僕の言ったことなんか、覚えていないんだね。
何度も何度も言われた言葉を、また浴びる予感がした時
私は目をつぶって意識を遠くに飛ばそうとする。
音に沈み込む自分を想像すれば
今目の前の辛いことも
まるで夢のようだと錯覚させることが出来るから。
でも本当に覚えていない自分。
たった一人のあなたの言葉を、記憶できない私は
やはりどこかおかしいのかと、不安になる。
私はただ、あなたの笑顔が見たいだけよ。
だけど口から発せられる言葉は
あなたの顔を曇らせる。
