個人でサロンを経営していると
いろんなお客さんがきます。
最近は減りましたが(それでも3,4か月に1回くらいくる…)
「プライベートサロンをやりたくて、勉強のためにきました」
という人がたまにきます。
コロナ禍では特に多くて、月に2,3人きたこともありました
友達でもなんでもないので世間話として話を聞きますが
現実みろ!って言いたい人ばかりでした。
そもそもコロナ禍で独立を焦っている人は
・勤めていたサロンがお客さんが来なくなって稼げなくなった
・勤めていたサロンで稼げなくなった
雇用契約であれば補助金などである程度収入は保証されたはずですが
こういう人はちゃんと理解せずに業務委託契約を結んでます。
実態は雇用だった!とあとで行っても通りません。
なぜならこういう人は、確定申告してないから
雇用であれ請負であれそれまで税金も払わずにいて
困ったときだけ保証してくれって、そりゃ無理。
白でも個人事業主として確定申告してれば
持続化給付金がもらえたのにね。
まあ同情の余地はありません。
なにも学ばず脱税してたんだから。
自業自得です。
「プライベートサロンをやりたくて、勉強のためにきました」
そんな方にはある程度のことは教えてあげます。
リラクゼーションサロンの廃業率は、
1年以内で閉店するサロンは60%、3年以内だと90%、
10年以内では95%ですよ。
今稼げなくなったから自分でやれば稼げるだろうってもんじゃないです。
だいたい今のサロンが集客できてないのに
自分でやって集客ができるわけないじゃない??
それでも
「ホットストーンなら集客できますよね!」
「私の周りはみんなうまくやってます」
食い下がってきます。
わたしに食い下がられてもな~
周りがうまくやってるように見えるのは
失敗した人はわざわざその話を人にしないからです。
そりゃ成功してる人の話ばっかり聞きに行ってたら
周りはみんな成功してる人にしかならんて。
実は青息吐息、ギリギリ低空飛行で運営してる人だって
初めて会う人(しかも新規客)にそんな話しませんって。
ホットストーンなら集客できる???
そもそもホットストーンでお店を探してくる人って
①ホットストーンを最近知ってとりあえず受けてみたい
②ホットストーンが好きでいろんな店を探している
に大別させると思うのですが
①のタイプの場合
A 上手だった→ホットストーンって気持ちいい!
ほかの店だったら初回で安く受けられるから行ってみよう
B 下手だった→もうホットストーンはいいや
②のタイプだった場合
C 上手だった→そもそもホットストーンを色々受けて回ってるので
そのうちまた来るかもしれない店の候補の一つにしてくれるかも
D 下手だった→当たり前だが次回来店なし
初回は「ホットストーン」で来店されるかもしれませんが
お客様になりえる確率はとても低いです。
だいたい集客できる施術でいえば、や
のほうがよっぽどできます。
(内部資料なんで具体的なワードはあげません)
某〇〇〇ー〇の資料でも明らかです。
ちなみにホットストーンは上位20位にすら入ってません。
こういう方は開業をやめた方が良いです。
同種の施術やってる店をのんびり回って
気分だけ勉強してる場合じゃないよ。
なんの身にもならないどころか
初回分のムダ金払って時間無駄にしてますよ。
ビジネス塾などで経営について学ぶのが先よ。
ちなみに長年ホットストーンをやっていて
どうしてもこの施術で開業したいんだ!という方は
初回来店で開業準備中などアピッたりしません
どこで施術を学んだんですかとか
開業資金はどのくらいかかりますかとか
売り上げがいくらくらい見込めるかとか
そんな無礼な質問してきませんよ
何度もご来店してお客様として仲良くなった時点で
実は××で開業するんです~と打ち明けられて
雑談としてわたしの経験をお伝えすることはあります。
物件探しに難航していらしたので
信頼できる不動産屋さんを紹介したこともあります。
開業したいから同じような施術をしている個人サロンを探して
そこで初回から自分の欲しい情報を聞き出そう
そして快く教えてもらえると思ってる時点で
その人は負け確定です。