☆ can tutku 最新情報 ☆ -11ページ目

   ☆ can tutku 最新情報 ☆

カフェ+ギャラリー can tutkuは、
お芝居やダンスなどのイベントを楽しんでいただける空間♪
その最新イベント情報をcan.Jrがお伝えするブローグだよ!

〒557-0034
西成区松1-1-8出口ビル1階カフェ+ギャラリーcan tutku
(ジャン・トゥトゥクー)

31日(木)は,15時閉店となります。←最新情報





お待たせいたしました。3月カフェ営業の「ない」日一覧です。この自信作をぜひともご覧ください。


5日(土)6日(日)

13日(日)

19日(土)20日(日)21日(月・祝)

25日(金)26日(土)27日(日)

28日(月)





演劇エキスポというものが始まります。通天閣を中心に据え、近隣にある複数の劇場が提携して、イベントや演劇公演を行ないます。当店のビルの3階でも提携イベントが二つ行われます。一つは作品展示である「生きた博物館」。もう一つは、「白熱教室」です。ゼミ形式の授業、とでも申しましょうか。

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①生きた博物館(作品展示)

大阪の過去、現在、未来を展示します。


【展示期間】
2016年2月15日~21日 
開館時間 11時~21時(最終日は16時で閉館)
無料でご覧いただけます。



【会場】

アートグラウンドcocoromi

大阪市西成区松1-1-8出口ビル3階(カフェ+ギャラリーcan tutkuの上)




【内容】

関西で活躍するクリエイターたちの作品展示となります。



写真(劇の宇宙)…谷古宇正彦氏
宣伝美術…東學氏
舞台美術…加藤登美子氏、池田ともゆき氏、柴田隆弘氏、サカイヒロト氏
衣装…植田昇明氏
映像…武信貴行氏、堀川高志氏、竹崎博人氏
小道具…伊藤由樹氏
データ(演劇のしおり・上演データ)…山本篤史氏
音楽…藤田辰也氏(南河内万歳一座)


②大阪演劇ワークショップ 「白熱教室」

劇作や演出など、多くのワークショップがございますが、今回は専門的な授業となっております。
現在、演劇に携わっている方、劇団の方、これから演劇を始めたい方にぜひ受けていただきたい授業を揃えました。

授業1コマ500円。
限定10人の少人数制となっておりますので、必ずご予約をしてください。
なお、「生きた博物館」ですので授業を見学したい場合は展示と同様無料です。授業に参加したい場合はご予約お願いします。



【授業内容】

2016年2月

15日(月) 15時 劇団の授業 講師:内藤裕敬
       20時 衣装の授業 講師:植田昇明

16日(火) 20時 宣伝美術の授業 講師:東學 

17日(水) 20時 ドラマトゥルクの授業 講師:くるみざわしん

18日(木) 20時 編集の授業 講師:小堀純

19日(金) 20時 舞台美術の授業 講師:柴田隆弘

20日(土) 15時 映像の授業 講師:武信貴行


【申込み予約フォーム】
https://www.quartet-online.net/ticket/hakunetsu


【問い合わせ】 
art.cocoromi@gmail.com (担当:樋口ミユ) 






【講師プロフィール】

▼内藤裕敬

2/15(月)15時 劇団の授業

南河内万歳一座・座長。1959年栃木生まれ。
高校の時に状況劇場『蛇姫様』(作・演出/唐十郎)を見て芝居の道へ。1979年、大阪芸術大学(舞台芸術学科)に入学。4年間、秋浜悟史教授(劇作家・演出家)に師事。その間、“リアリズムにおけるインチキの仕方”を追求。
1980年、南河内万歳一座を旗揚げ。以降、全作品の作・演出を手がける。現代的演劇の基礎を土台とし、常に現代を俯瞰した作品には定評があり、劇団外での作・演出も多数。テアトロ・イン・キャビン戯曲賞、OMS戯曲賞、読売演劇大賞など受賞歴多数。




▼植田昇明 

2/15(月)20時 衣装の授業

1977年生まれ。広島出身。
大阪芸術大学映像学科在学中より舞台衣装のデザイン、製作を始める。
卒業後、演劇、ダンス、ブライダルなどジャンルを問わず活動。
大阪の小劇場の老舗劇団から若手劇団まで、幅広く手がける。
小劇場において後回しになっていた衣装という分野を独自の芸術的センスによって表現しつつ、作品をよりよく魅せるための工夫にも手を抜かない。
衣装という側面から演劇を支える、大阪の小劇場にはなくてはならない存在となっている。




▼東學 

2月16日(火)20時 宣伝美術の授業

京都生まれ、墨絵師。日本の演劇・舞台シーンにおいて数多なるポスターデザインを手がけてきた異端的アートディレクター。雪駄に作務衣という独特の風貌で大阪ミナミに棲息。「平成の浮世絵師」と呼ばれる。 扇絵師であった父・東 笙蒼のもと幼い頃から絵筆に親しむ。14才から3年間、米国留学。当時の作品『フランス人形』はニューヨークのメトロポリタン美術館に永久保存されている。




▼くるみざわしん 

2/17(水)20時 ドラマトゥルクの授業

光の領地、主宰。2007年「うどん屋」でテアトロ新人戯曲賞佳作。2015年「ひなの砦」でOMS戯曲賞佳作。元々は劇作家。2009年よりエイチエムピーシアターカンパニーの公演にドラマツゥルクとして参加。日本の現代戯曲(岸田理生「リア」)、古典(鶴屋南北「桜姫東文章」)、海外の現代戯曲(デーアローア「最後の炎」等)の上演に関わる。2009年からは詩人としても活動し、伊藤静雄賞佳作、部落解放文学賞等を受賞。




▼小堀純 

2/18(木)20時 編集の授業

『プレイガイドジャーナル』編集長を経て、1988年からフリーランス。季刊雑誌「劇の宇宙」の編集長を、1998年から2001年の休刊まで、そして、2003年の復刊から2005年の再休刊までつとめた。また、扇町ミュージアムスクエア の「OMS戯曲賞 」の企画推進役をつとめた。書籍編集者としては、北村想・内藤裕敬 の劇曲集、中島らもの作品集、『OMS戯曲賞』などを手掛けている。




▼柴田隆弘 

2/19(金)20時 舞台美術の授業

姫路市出身 大阪芸術大学舞台芸術学科舞台美術コース卒業後、関西を中心に、美術プラン、製作。主な劇団に、スクエア、MONO、極東退屈道場、iaku、南船北馬 等。日本舞台美術家協会会員。
桃園会「どこかの通りを突っ走って」第28回伊藤熹朔賞 新人賞 受賞。
MONO「なるべく派手な服を着る」、維新派「呼吸機械」第36回伊藤熹朔賞 奨励賞 受賞




▼武信貴行 

2/20(土)15時 映像の授業

1970年神戸市生まれ。1986年兵庫高校映画研究部の時に伊丹映画祭グリーンリボン賞に入選。1997年夕張国際映画祭のオフシアター部門グランプリ大会参加、第2回インディーズフィルムフェスティバル入選など映画祭・コンテストでの入選歴多数。2002年にフリーで活動開始。主な舞台映像作品は文化庁芸術祭参加作品・玉造小劇店『おもてなし』、宝塚歌劇団『夢乃聖夏フェアウェルパーティー』、桃園会『うちやまつり(予告編)』など。2011年よりUSTREAMを使った舞台映像放送番組『SP水曜劇場』主宰。現在まで130回の放送を行い延べ10万人の視聴者に舞台映像を届けている。





演劇エキスポ、というものが始まります。通天閣を中心にして、その近隣の複数の劇場が提携し,演劇公演・イベントを行なうのです。当店も参加しております。当店では、匿名劇団さんhttp://tokumeigekidan.jimdo.com/ が公演をされます。

以下、詳細です。



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大阪現代舞台芸術協会プロデュース 演劇エキスポ 参加

匿名劇壇フラッシュフィクション公演vol.2




2 月 1 8 日( 木 )1 9:3 0

2 月 1 9 日( 金 )1 9:3 0

2 月 2 0 日( 土 )1 1:0 0 / 1 5:0 0 / 1 9:0 0

2 月 2 1 日( 日 )1 3:0 0 / 1 7:0 0


前売=2,000 円 当日=2,300 円



予約 https://www.quartet-online.net/ticket/diveexpo_tokumeigekidan



【OPEX】

OPEXとは、事業などを運営していくために継続して必要となる費用のこと。OPEXの反義語がCAPEXで、CAPEXは不動産や設備の価値を、維持または向上させるための設備投資に関する資本的支出のこととなる。
引用:マネー辞典 mーWords

【あらすじ】
YAMIKOは仕事終わりに180円の切符を買って、京橋から弁天町に向かう。
駅で280円のサンドイッチと、120円の缶コーヒーを買って電車に乗る。
電車の中では割れたiPhone5sに980円のイヤホンを指して、
Youtubeから無料でダウンロードしたお気に入りの音楽を聞く。
198円のあぶらとり紙で顔を拭いて、電車を降りてコンビニに立ち寄る。
98円のオリジナルブランドの水を買って、そのまま稽古場へ向かう。
3時間で1800円の使用料金を支払って、部屋の鍵を開ける。
そこで5000円程度の仲間たちと、3000円のチケット料金の演劇作品の稽古をして、
10000円分くらいの満足感を得て、3枚で150円の安いタオルで汗を拭う。
2000円で買ったくだらない劇団のTシャツに着替えて、298円均一の居酒屋へ向かう。
色のついた泥水みたいなお酒を、身体に流し込んでいく。
430円に値上がりした煙草に火をつけて、
800円くらいの彼氏に内緒で900円くらいの男と駆け込んだホテルの、
100円もしなさそうなライターをテーブルに置く。
5000円くらいの仲間たちと、熱く夢を語り合う。

「いつか、この劇団でシアターBRAVAを埋めたろうや」

そして2016年春、シアターBRAVAは閉館した。

YAMIKOはこの子供の頃の500円玉みたいな幸せを、大人になってコイントスしてみることにする。この作品は、そのコインがくるくると回る様を、走馬灯のように描いていくものである。

表が出ても裏が出ても、YAMIKOはもう、だめだった。

【フラッシュフィクションとは】
1分から3分の超短編作品を連続上演する公演形態。



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演劇エキスポについて
 https://engekiexpo.wordpress.com/ ご覧ください。