江古田・桜台の音楽教室! 歌いながら楽しくドレミをマスター♪声楽、ビジネス、普段の話し声にも。声に魅力をつけるボイスレッスン♪ -2ページ目

江古田・桜台の音楽教室! 歌いながら楽しくドレミをマスター♪声楽、ビジネス、普段の話し声にも。声に魅力をつけるボイスレッスン♪

音楽教室カンテウムのブログです。 子ども向けソルフェージュのレッスンのほか、声楽発声のレッスン、舞台発声のレッスン、話し声のレッスンを行っています。体験も随時受け付けております。

こんにちは!カンテウムの矢舗です。

 

 

今回は歌う際の「ブレス」について書きたいと思います。

 

 

コロナウイルスの世界的な流行もあり、音楽活動の自粛が広まる中、徐々に忘れ去られつつある日本の歌を少しでも紹介できればとyoutubeで動画をあげているのですが、実際に歌ってみると自分自身が再確認することも大変多く、なかなか勉強になっています。

 

 

そんな動画の中で「ブレス」のことがよくお伝えできるのではないかと思うのが、この曲です。

 

以前はこの曲で「音楽の単純性と声楽テクニックのバランス」について書きましたが、今日はブレスについて。

 

 

 

注意して聴いていただくと(いえ、全く注意する必要もなく聞き取れると思いますが・・・)各フレーズごとにかなりしっかりとブレスを取っていることがお分かりいただけると思います。

 

 

自宅なのでかなり自分に近い場所に録音機器(iphoneです)を置いているためここまで息が入ってしまうのですが・・・参考にはなるかと。

 

 

 

実際この「小さな空」のメロディーには休符がほぼありません。各フレーズごとのわずかなタイミングで、本当に「命がけで」息を吸っているのです。

 

 

このブレスが緩んできてしまうと、少しづつ息が上がってしまい、歌い切るのが難しくなってしまいます。

 

 

 

ブレスを確実に行うことで、横隔膜の広がりを再び完全な状態に戻すことが可能になります。毎フレーズを100パーセントの状態に戻すためにブレスは正真正銘の「要」なのです。

 

 

・・・ただし、ただ強く吸い込めば良いかというとそうでもないのがブレスの難しいところ。

 

 

改善していくには毎回のブレスをよく意識することによって、徐々に筋肉を鍛えていくしかありません。

 

 

ですが、「ブレスの重要性」を強く意識することは、発声のどの段階においても非常に有効です。

 

 

 

参考になることがありましたら嬉しいです。