着替えを持って病院に戻る。
既に管は外されていて、着替えを渡すとスグに着替えを始めてくれた。
入院中の私物を入れるために大きなバッグも持参したが、
荷物は既に病院が出してくれた箱に入れられ、家族の車に載せられていました。

着替えが終わるころ、葬儀社のスタッフがストレッチャーと一緒に迎えに来てくれた。
ストレッチャーに乗せられて、玄関へ。
病棟の廊下はついたてが立てられて、ほかの患者さんの目に触れないための配慮と思われる。
玄関までの廊下には、担当のドクター、病院のスタッフさんたちがいて、見送ってくれた。

寝台車には、母が同乗、駆けつけた家族、親類たちはそれぞれの車で葬祭センターへ向かう。
私は、病院の受付で事務的なことを確認して、お礼をして、病院をあとにした。

葬祭センターの家族控え室に、父と親類たちが集まっていました。
葬祭センターのスタッフさんに呼ばれて、打合せ開始。

葬儀の打合せは初めて。
いくらくらいかかるのか。どういう手順で行われるのか。
さっぱり見当がつかず、緊張した。
着信音、canonに設定していたのは、一番最初に入院した病院でした。
その後、療養型病院へ転院、着信音は変えられずにデフォルトのままでした。
朝イチで、普通の着信音で電話が鳴って、ディスプレイを見ると病院からでした。

「容体が安定せず、血圧が測れないほどに下がってます。
意識レベルも低く、反応が薄いので、病院に来ていただけますか?」

こういう内容で、家族に連絡を取って、とりあえず病院に行くことに。
母に連絡したら、初めは「様子を見てきてね」でしたが、すぐにまた電話があり、自分も一緒に行くと。
普通に準備をして、母を迎えに行き、病院へ。混雑してる時間帯で、病院まで時間がかかる。
たまたま、病院近くにいた私の兄弟が、私たちより先に病院に行ってくれました。

あと10分ぐらいで到着する、というあたりで、兄弟から電話が。
「逝った」と。
動揺しつつも、隣に母がいて、運転してるので、
「あと少しで着くから。家族や親しい親類に連絡して」と言って電話を切る。

病院に到着。モニターも、気管切開も、経管栄養の管もそのまま。
体も温かく、眠っているとしか思えない。でも、息をしてない。
母はその場に泣き崩れる。「目を開けて」と声をかけ続ける。

私は、ドクターから説明を聞く。そして、家族、親類に電話をかける。
ナースから、迎え(寝台車)の手配を指示される。
葬儀はどうすればいいのか。どこにお願いするのか。私一人では決められない。

親類が駆けつけてくれる。兄弟も駆けつけてくる。
葬儀をどうすればいい? 互助会の会員になってるから、ひとまずそこに連絡をする。
病院は急かしてはいないけれど、亡くなってしまったのだから病院から出なくては!
そんな思いに駆られてしまう。

葬儀社のスタッフから、今からすぐに寝台車を手配できること。
自宅に戻らないのであれば、葬祭センターの空いてる部屋へ。
そして、葬儀をどのようにするか、打合せをすることを聞いた。

寝台車が来るまでに、体をきれいにしてもらって、着替えをしてもらうことに。
そのためには着替えをする必要があり、自宅まで着替えを取りに帰る。
母を残して一人で。いろんな思いが巡る。
でも、葬儀が終わるまで冷静に。「落ち着け!自分」だ。
義母の通院に付き添う。
いつものことだけど、何を聞かれても、「いつもと変わりない」「特に何も」の繰り返し。
血圧が少し高くて、ドクターから「薬をきちんと飲んでますか?」と聞かれる。
「えっ??薬?飲んでませんっ!(キッパリ)」と答える義母。
(おいおいっ。毎日持っていって、封を切って、手渡しして、飲んでるじゃないかっ)
その受け答えにイラッとする。

先週の検査結果は特に問題なし。
ちょっとコレステロール値が高いので、その薬を追加しますと言われる。

車に乗せて次の病院へ。
車中で義母は、寒いのか? ずーっと手をこすり合わせてスリスリ、スリスリ。
その音が耳障りで耳障りで・・・。暖房が効いてくればやめるだろうと思ってガマンする。
でも、暖房が効いても一向にやめる気配はない。
いつもガマンしてるけど、今回はガマンできず、
「それ(スリスリ)、やめてくれます? すごく気になるので」と言ってしまう。

言った直後はスッキリだけど、その後、自己嫌悪におそわれる。
大したことではないのに・・・。

ドクターから、「新しい(小規模多機能の)施設はどうですか?」と聞かれる。
本人は新しいところに行ってる理解はないので「???」状態。
私が代わって答える。
「ショートのサービスはまだ受けてないけど、買い物など自宅でのサービスも受けてます」と。
私が近況や様子を言い始めると、義母は黙る。
自分に都合の悪いことを言われて、怒りモードのスイッチが入るようだ。


義母は何も悪くない。認知症という病気が悪い。
その理解、頭ではできてるけど、相対したときにイラッとしてしまう。
親身になると余計な感情がわいてくるので、なるべく最小限で。
私より赤の他人(私も他人だけど)のサービスを受けてもらうほうが、
義母も私も気が楽なんだろうと思う。

私の心がざわつくのは、心が荒んでいるせい?

いつもの通院。
定期的に内科を受診して、お薬をもらいます。
今回はまたまた体重測定あり。
もともと小さな義母ですが、さらに体重減少してました。
ドクターから、「ちゃんと食べてる?」と聞かれて、さらに検査も。
(血液検査、尿検査、心電図)

自宅前に着いたので、促して車から降りてもらう。
私は用があったので、車から降りずにそのまま移動しようと思っていた。
が。が。降りた義母の様子がおかしい。
ん?ん? バックミラーで様子を見ていたら、
どうやら帰る家がわからなくなってるみたい。

今まで一度もそういうふうなシーンは見たことがなく、
車から急いで降りて、自宅玄関のドア前に誘導。
「ここやった?」って。

混乱してる??マジ本気でわからなくなった??

義父の入院先で洗濯もできますが、自宅に持ち帰って洗濯しています。
お風呂は週に2日。そのタイミングで病院に行き、洗濯物を持ち帰り。

義母がデイサービスに行ってる間に洗濯しないといけないので、焦り気味になる。
義母がいて、義母宅の洗濯機を使うと、「私がやる」と言ってくるので。
そのままにしていたら、勝手に干して、片付けてしまうので。

義母のデイでの洗濯物と一緒に洗濯します。
そして、義父用の下着や普段着、タオル類は分けて干し、
乾いたら、バッグに入れて、病院に持って行けるように準備する。

それで、ちょっと遅くなったけど、洗濯物を取りに行ったら、
いつものデイルームに義父がいない。
スタッフさんに聞いてみると、今朝方から発熱、「寒い」という訴えがあり、寝ているそうで。
部屋をのぞくと、しっかり寝ている義父の姿がありました。

スタッフさんは、イスを勧めてくれましたが、丁重に辞退して、
洗濯物を持って、速攻で帰宅しました。

熱は大したことがないと判断されたのか、連絡はありませんでした。
たまたま行ったので、教えてくれたんだと思います。