駐在妻の憂鬱 | アメリカの西で東で、駐在妻子育てブログ

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2012年11月、夫のロサンゼルス駐在について行って駐在妻に。
2014年8月、ロサンゼルスで息子を出産。
2015年6月から、ニュージャージー州で駐在妻。
2017年12月、ニュージャージー州で娘を出産。
そんな私の日常と子育て日記。

駐在妻歴=専業主婦歴の私。
8年目です。


先日夫のお誕生日だったのですが、
何ケーキが良いか参考程度に尋ねたら、モンブランと言われました。




当然作る気はなかったので、モンブランを売っているお店を探したら、


近所にはなくマンハッタンに行くか、

日本人パティシエにオーダーして後日受け取りという手段しかなく。




わざわざオーダーしなくても、コロナさえなければマンハッタンまで買いに行ったのにー!


っていう話を夫にしたら


「そこまでして買ってこなくて良いよ。」

っと言われたですよ。



この言葉になんとなく引っかかった私…



そうか!買ってあげたいだけじゃなくて、

私もLady Mとか、Herbsのケーキが食べたいんだ!



でも収入がなく、夫の収入に頼る私は、たぶんコロナじゃなくても、こう言われたらマンハッタン まで買いに行かなかったでしょう。

だって私は専業主婦。夫にパラサイトの身。





日本にいた頃は、キラキラした街でOLをしていて、

でもバリバリ働いていたわけではなく、

むしろ専業主婦への憧れもあったけど。



専業主婦(駐在妻)もはじめの3ヶ月はなにもすることがなくて、暇すぎて泣きそうになった日もあったけど、

それ以降は

「短い駐在妻生活だし遊び倒そう!」

と夫婦で旅行や、子連れ不可のホテル、レストランに行ったり。

時には子供のようにハシャげるディズニーに行ったり…




そして子供も産まれ、冬は外にほぼ出られないNJに引っ越して家に籠ることが多い生活に変化し。




時給も有給休暇もない家事という仕事をこなしていると、

会社や社会に出て働いて、自分で自由に使える収入を得られるって素晴らしいなって思ったんです。





働いて、自分が好きなものを好きなだけ買って、

行きたいところに行って。




そんな生活が、本帰国したらできるのか…






ただケーキを買いたいだけなのに、

自分の生活を窮屈に感じ始めたのでした。






アメリカ