スーパー玉出ポシェット
フランスで持ってたら逆におしゃれそう。
さて、フランス語の使役形 l’expression causativeについて
自分なりにふんわりまとめたものをば。
まず、使役とは「人に〜させる」といった表現だ。
フランス語だと faire quelqu’un faire quelque choseになるだろうか。
大学のフラ語の授業や語学学校でふんわり習った気がするが、
何しろ多量の学習内容をハイスピードでカバーしないといけなかったものだから
ちゃんとした文法の説明は理解しないまま、
何となくここまで来てしまった気がする。
という訳で、ちゃんと理解したいと思い、
ネットでリサーチしたが、
詳しく解説している説明があまり見当たらない。
という訳で、自分なりに整理したものをここに書き記す。
(誤ってるとこがあるかもしれないので、
ちゃんと知りたい方は文法書などで😅)
仏語大辞典とかだったら載ってるかな。
フランス語の使役形表現には2種類の形がある。
①「人に〜させる」(〜が自動詞の場合)
→ faire 人 faire qch
②「人に〜させる」(〜が他動詞の場合)
→ faire à 人 faire qch
詳しくは以下にて説明。
①〜させる(動詞)が自動詞の場合
例: rire, pleurer, dormir, aller, rentrer…etc
⇒「faire 動詞 人」の形をとる。
- Je fais rire Paul.
私はポールを笑わせる。
過去だと
- J’ai fait rire Paul.
私はポールを笑わせた。
この時、人物は直接目的語なので、
人称代名詞は直接目的語の le となる。
(× 間接目的語の lui ではない。)
- Je le fais rire.
私は彼を笑わせる。
- Je l’ai fait rire.
私は彼を笑わせた。
それに対し、
② 〜させる(動詞)が他動詞の場合
例: manger des légumes, ranger la chambre, acheter des médicaments, étudier le japonais …etc
⇒「faire 動詞 à 人」の形をとる。
- Je fais ranger la chambre à Paul.
私はポールに部屋を片付けさせる。
過去だと
- J’ai fait ranger la chambre à Paul.
私はポールに部屋を片付けさせた。
この時、人物は間接目的語なので、
人称代名詞は間接目的語の lui となる。
- Je lui fais ranger sa chambre.
彼に部屋を片付けさせる。
過去だと
- Je lui ai fait ranger sa chambre.
彼に部屋を片付けさせた。
このルールは動詞「laisser」の場合も同様だが、
「obliger」の場合は異なる。
また、a 人を使わずに、par 人を使う方法もある。
Obliger に関しては、今度ひまがあったら書きたい。