こんにちはニコニコ

昨日、母校の大学で、フランス語を勉強し、現在在仏の卒業生としてZoomで講演しましたニコニコ


依頼されての事だったので、
講演用に用意したパワポなどをここに載せるのはあれだと思うので、
一部の情報だけをブログ用に内容を変えて文字で書きますニコニコ


実際には話して説明した内容なので、
とりとめもなく文字にすると、
すごく長くなってしまってドン引きしていますがガーン

今回は自分がフランス語を勉強した方法について書きます!



1年目おねがい

自分は大学では文学部の心理学専攻でした。
大学のシステムで第二外国語が必修だったので、フランス語を選択しました。
理由はおしゃれだからーとか文化とか芸術とかそういう理由♪


それで、1年生の間と2年生の前期は週に2,3回?フランス語の授業がありましたニコニコ
それで基本の文法は教科書を使って半過去未来もしくは接続法まで日本語で習っていましたよ。


基本の文法は日本語で書かれた文法書や教科書があると思うので、分かりやすいと思います。

活用を勉強したりするのは楽しかったです。

そんで1年生の年度末に、大学の短期留学プログラムで、トゥールーズに1ヶ月間留学しました。
(『留学』のテーマ内で過去に記事を書いたよん)


その時は1年生だったのであまり話せなかったですが、
ホストファミリーと日常会話したり
フランス人と友達になったり
良い経験になりましたニコニコ

1ヶ月滞在したことでちょっとした日常会話のフレーズや
聞き取り能力などが上達した事で

2年生からのフランス語の授業では周りより出来ていましたニヤリ(笑)
まあ必修科目なので、全ての学生が真面目に参加してたかというとそうでもないでしょうし!


1年目の間の勉強方法は
大学の授業と
1年生の最後に仏検4級を受けたので、公式問題集を使って勉強したのと
短期留学に行くちょっと前から、大学のコミュニケーションルームといって

フランス人の先生と日常会話や学習方法のアドバイスなど自由にお話しできるルームに
1年生から4年生の交換留学まで毎週行って
先生とフランス語や日本語でお話ししていました。


2年目

そんで、うちの大学では2年生後期?から副専攻といって、
自分の専攻は心理学だけど、副専攻としてフランス語の授業を履修する事ができました。

私はもっと勉強したかったのでもちろん登録しました!


副専攻の授業では、
教科書を使って長文読解や
日本語の文をフランス語の文にする仏作文の授業や(この授業はおもしろかったです)
会話の授業など

必修の時よりも内容が応用的になっていて良かったです。


仏検は相変わらず毎回受けていました。
1年生から留学前までで
4級→3級→準2級(1回落ちて2回受けたかな?)→2級

学生で時間があったので
朝の通学電車やバスの中など
趣味みたいなものです。
公式ガイドブックを開いて
解いていました。
準2や2級の時は問題集を2周か3周したかな?


仏検ガイドブックを解くだけでも
新しい表現や語彙など勉強でき、
副専攻の授業と相互補完的な感じで
独学でも語学力を伸ばしていけました。


3年目
副専攻と独学でフランス語の勉強を続け、
4年生次出発で1年間の交換留学に応募する事にしました。

フランス人の先生にリスニングを伸ばすにはどうすれば良いか聞いたところ、
RFI(ラジオフランセファッシル)が良いと言われたので、聞いていました。

大学内でのフランス語暗唱大会に参加するなどもして、
第二位でした(微妙笑い泣き)

仏語の勉強にはディクテ、シャドーイングが良いと聞いたので、
ディクテとシャドーイングもしていました。


(この話を聞いた先生に後から
「ディクテとシャドーイングはやればやるだけ力が付くが、
疲労するので、筋トレのような勉強法。
でも1人で勉強するときに有効な勉強法」

とコメントをもらいました笑い泣き


確かにそうかも…
あとシャドーイングの他に、自分の話す声を録音して聞いて、
発音を直すのも時々してます。

学生時代にその先生が言っていたことを素直に守って
筋トレしてた私えらくないですか?笑い泣き


最近は読む力を伸ばすのに集中していて、
ディクテとシャドーイングはサボりがちだけど、
またやろうかな。)


4年目、5年目
3年生までサークルの幹部をやっていた関係で、卒業を1年遅らせる形で
4年生の9月にボルドーに交換留学に出発しました!
留学の費用は自分でアルバイトかけもちして稼ぎました。

4年生留学出発前の8月ごろに
受かると思ってなかったですが試しにと勉強していた
DELFB1に合格しました。

DELFを勉強することは、後々留学で語学学校でも役立つ能力が多いので
役に立ちましたよ。

留学前に
アランドロンの『太陽がいっぱい』と
フランソワクリュゼとオマールシーの『最強のふたり』などのフランス映画を見ていきました。


そんで交換留学先では
1セメスターは語学学校で授業を受け
2セメスター目は大学の正課の授業を受講しましたよ。
難しかったですが!

留学中での勉強法は

とりあえず9月には彼氏ができていたので(後のちーぽである)😂
彼氏それ以外関係なく、誘われたソワレには積極的に参加して
フランス人と会話することに努力しました!

あと寮から大学へ行くまでの道でイヤホンでRFIを聞いたり
家でそれをディクテしたりシャドーイングしたり

DELFの作文と面接練習はフランス人の友達に付き合ってもらって

留学後期の3月にDELFB2に合格しました。


5年目
そこからの記憶は卒論に日本語教育能力検定の勉強にTOEICの勉強にアルバイトかけもちを並行して
必死すぎたので記憶が曖昧です…

卒業までは一旦フランス語はお休み。

でもコミュニケーションルームには時々行っていたかも。
あと仏検準一級に合格しました(まあこれはDELFB2あれば余裕かな)


6年目
現地の大学で日本語教師として運良く採用され、3月卒業の8月に渡仏!

日本にいる時はやはり生きた仏語に触れる機会は少ないですが、
フランスに帰って来てからは水を得た魚のように生活と共に何かを徐々に取り戻していきました笑い泣き

新生活と仕事に慣れるのに必死でしたが、
大学のバカンス期間などを活用してDALF C1の勉強を進めました。

DALFC1の勉強方法は、『フランス語学習』のテーマで個別記事を書いたよ!

自分は、問題集、RFI、ディクテ、シャドーイング、新聞精読、あとはフランス人としゃべる、テレビ見る、映画観る、とかかな?


7年目&8年目

DALF C1にギリギリ一発合格しました
むっちゃ嬉しかったです照れ

その後はフランス語の書籍に手を出し始めました。
新聞精読、ハリーポッター、マクシムシャッタムなど。

今は谷崎潤一郎の痴人の愛の仏語版を読んでいます。

仏検1級の勉強も、新聞精読、名詞化の勉強もしてるんですが

今は絶賛コロナで仕事が忙しくてお休み中。。。

そんな感じです。


講演で勉強法以外にもフランスで感じた事、思ったことや仕事のことなど色々
話したのですが、
(何しろ依頼してくれた先生が「いっちーさんのフランス語の半生を語ってください」とおっしゃったため)

自分の人生を見ず知らずの他人に明け渡したみたいで
めちゃ恥ずかしかったです🙈笑い泣き


個人的な経験なので一例ですが…
まだまだ頑張ります!