ある日の買い物へ行った帰り道、車の中でこんな話になりました。
彼「最近お金がないから節約しないとなぁ。」
私「そっかぁ。無駄遣いできないね。」
彼「前の奥さんの結婚式で、理想を叶えてあげすぎて、何百万つかったからなぁ。」
私「…」(急に前の奥さんの話?)
彼「だから次に結婚式挙げるときは、身内だけで挙げるぐらいしかしてあげれないと思うんだよね。」
私「そっか。」
私にとっては初めての結婚式になるわけです。お金のことならお互い稼いでいないわけではないので、節約すればいくらでも同じぐらいの結婚式を挙げれると信じていました。何よりも結婚式の段階から元奥さんを超えることが出来ないのに、その先の生活があるとは思えませんでした。
立派な結婚式ができないことぐらいは、バツのついている彼を好きになった時点で覚悟していました。(遠距離の元カレと別れたあと、もう男の人を本気で愛せないと思っていました。でも彼の優しさに触れて、また純粋に人を好きになれたことが嬉しかったから、バツなんて関係ないと思ったのです。)
しかし、それを彼の方から切り出されたときに嫌だと思ってしまったのはわがままだったのでしょうか。私が素直な気持ちを伝えると、別れ話になりました。お互いに好きな気持ちがありながら急な展開だったので、私は一度距離を置こうと言いましたが、彼は、
「これ以上好きになって気持ちが止められなくなる前に、別れておくべきなんだ。今気持ちを知れてよかったよ。ありがとう。」
と言って、別れるの一点張りでした。
好きだったのに別れたので、しばらくは引きずりました。笑
友達にも、本音を言うのが早すぎたとアドバイスをうけました。これを機に、自分がどれだけ結婚式に対して譲れない気持ちを持っているのかをよく理解することができました。次に付き合うなら絶対に自分のために素敵な式をあげてくれる男性です!!