ファンでなくとも、ほぼデビューから彼らを見てきた私からしたら勝手に母の気分です。
とんがった靴履いて心も尖ってた彼らは、すごく立派なアイドルになったなと思います。
コンサート終わりの挨拶って、ツアーであれば毎回言わなきゃいけなくて、正直言うことないわと思いながらも絞り出してる人って多いと思うんですよ。しかも変に良いこと言おうと思って取り繕うような。でもそういうのってわかるんですよね。まあ大体のファンは懐深いのでなんでも感動してくれるし拍手を送るけど、そこんとこ冷静にみれてしまうので余計に。
プライドとか気を遣ある人ほど演出としての挨拶をしてしまいがちだから、一概に悪いこととは言わないけど、そのときの舞台演出が感動的であればあるほど浮き彫りになって冷めてしまう現象あるよね。(笑)
そんなことはさておきです。
そういう陰湿な耳で聴いても、(笑)今回の3人の挨拶は、今までのアイドルの挨拶の中で一番くらい、素直で、それでいて中身がある挨拶でした。
特に、上田くんの挨拶が本当に全てを語っていたように思います。
全部の言葉がまっすぐに胸の中に入ってきました。
上田くんは感情が表に出る人ではないし、普段ファンに媚びないし(笑)、だからアイドルやってて楽しいかな?って勝手に心配になる時があるんですけど、いつも挨拶を聞くと、この人はKAT-TUNのこと大好きなんだなって伝わってきます。
淡々とわかりやすく語るんだけど、口調が優しくて、本当にそう考えていてでた言葉なんだなとわかる素直さがあります。
10周年、充電前のツアーの時に亀梨くんが、"抜けていったメンバーにも感謝してる"って言っていて、その時私は感動と同時に心のどこかで「だけど、抜けていったメンバーがいたからあなたたちは辛かったことも悔しかったこともあったよね」って複雑な想いもあったんです。
でも、上田くんが今回"6人がいなかったらここにも立てていない"、"若いときの楽しかった思い出は6人でわいわいしたり喧嘩したりしてたこと、良い思い出をありがとう"と言っていて、その時の亀梨くんの言葉も含めて複雑な想いがストンと腑に落ちた感じがしました。
そして、そう思えるようになったんだな、冗談でも抜けたメンバーの話ができるくらい彼らの中ではちゃんと消化していて、大人になっているんだなと、感慨深くなりました。
また、亀梨くんも同じように、抜けたメンバーについて語ったのですが、"「悔しいけど」感謝してる"って言ったのを聞いて、先ほど書いた10周年の挨拶で感じた気持ちが救われた想いでした…😭
抜けたメンバーのために頭を下げるのはずっと残されたメンバーで、しかもそれが一度ではなくて…そのせいで失った仕事もあるかもしれません。悔しくて、ムカついて、怒って当たり前だと思います。逃げ出したいと思う時もあったと。でも、それを今まで言わなかった。だから、今回その正直な言葉を聞けて、彼らもちゃんと悔しかったよね、今でも全く素直にありがとうとは言えないよねと、同じ気持ちだとわかって安心しました。
円満にただ15周年続いただけでも素晴らしいことなのに、KAT-TUNて、それはそれは過酷な道のりでここまできたんです。
華々しいデビューを遂げてから、メンバーが次々に抜けて、デビュー当時が過去の栄光のように語られるくらい、きっと世間からみたら人気が落ちたって思われていた。
でも、それでも、KAT-TUNを守ってきた3人だから、どんなアイドルよりも重みのある、色んな意味で思い出深い15周年を迎えたんだなと思いました。
その15周年を思い出しながら、みんな想いが溢れていて、それを一つずつ、噛み締めながら話しているんだなあと思ったし、
その気持ちを正直に伝えられる場所があってよかったと心から思いました。
その場所がなくならないように、活動を続けてきた3人も、彼らが挫けそうな時に支えてきたhyphenも、お互いなくてはならない存在だし、KAT-TUNに関わっている色んな人々の絆を感じました🥲