バトル始まる。
恥ずかしいけれど、ブラックブラック
ぶら～っくキャンディをさらします。
私から一方的に目の前の至近距離でメッタ刺し！
わざと○○したんだよね？
私は、かくかくしかじかで○○したのに！
わざとやるなんて性格悪すぎるよね！
父の前だけではいつもいい子だもんね！
父がいない3人の時は私か弟に突っかかってきて、ケンカ吹っ掛けて、弱い者イジメしてんじゃん！
受験生でストレスたまっているからって酷すぎる！
そういうことをするアンタは大っ嫌い！
父がいる時には絶対にそんな態度はしないよね！
父が居るときは兄弟ゲンカしないよね！
私と言い合いしてる時しかそんな態度しないなんて卑怯だ！父が居ても悪態つけるって言ってもいつも逃げるよね！
もうね、本当に性格悪すぎるアンタのそういう態度とか大っ嫌い！
いつもは父の苦しむ顔を見たくないから目の前でのバトルは避けていたけど、もういいよ！
今日は父の前でいつもの態度出しなよ！
大好きな父の前でもバトルできるっていつも言ってるんだから‼
一気に吐き出した。
娘ちゃんの背中を悲しそうに見つめる主人。
娘ちゃんの反撃。
は～？
自分だっていつもやってんじゃん！
性格悪いじゃん！
もう関わりたくない！
別にどーでもいーじゃん！
もう面倒くさい！
同じ空間にいたくない！
だって嫌いなんだから!
父のことは大好きだもん！
父だけ居れば生きていけるもん！
なかなかの口撃してくるでしょ～
私もブラックだけど、娘ちゃんもブラック。
グサグサ私の心を突き刺してくる。
でも、私は珍しく泣いてないの。
娘ちゃんも泣きません。
そして、更にお互いの意見を主張しあう。
言いたいことあるなら言えばいいじゃん！いつも別に！とかどーでもいい！とか言ってすぐに逃げる卑怯なことやめたら！
自分の意見を言わないで、私たちに突っかからないで父に向かっていけばいいじゃん！
機嫌のいいときに、父に対しても不満があるって言ったよね！
父に話してもわかってくれないって！
父がいないと生きていけないから、我慢して言わないだけじゃん！嫌われるのが怖くて言えないとか逃げてるだけだよね！
言ってみなくちゃ伝わらないよ！
アンタの事を誰よりも愛しているのが父だってことがわからないなんて大バカだよ！
ちゃんと言葉で何度も何度も伝えてくれているのに！
世界一の父親がいるのに、自分は愛されていないなんて発言すること自体にめっちゃムカつくよ！
父の大事な子ども達だよ。
父の子どもに産まれてきてくれてありがとうね。
君たちは父にとって素晴らしい子どもだよ。
いつもありがとう。
愛しているよ。
ってハグしてキスしてくれて、
君たちを信じて自主性に任せる！
君たちは自由だよ。
こんなに素敵な父がいるのに、
愛されていないなんてバカすぎて呆れるよ。
娘ちゃん大号泣
前に3人で話し合いをしたときに父はあなたに言いました。
父は、何かあったらお前を取る！
妻ではない、娘を選ぶに決まってる。
お前もそれをわかっているはずだ！
その発言を忘れたとは言わせない！
私がものすごく悲しかった発言だから。
私の目の前なのに、父は、アンタら子どもたちを取る！そう言ったよね！
それが答えだよ。
父にとって、アンタらが１番なの！
私はどう頑張っても２番！
１番にはなれない。
父はそういう人なの！
妻としてすごく愛してくれているけれど、だとしても私は２番。
私が子どもを産んだとしても、父はその子どもを選ぶって言ったよ。
父がいつも最愛の妻だよと何回言ってくれていても、絶対に１番になれない。
アンタらにはかなわない。
目の前で２番だと言われた私の気持ちなんてわからないよね！
私にとって、父が１番なのに。
それでも、まだ愛されてないと言える？
泣き崩れる娘ちゃん。
主人も泣いている。
泣き虫キャンディは涙を１滴だけ。