先日の片田教授の講演会の補足?です。
1.想定にとらわれるな
津波のハザードマップを生徒に配り、自宅の場所を確かめ
「俺んちアウト」「俺んちセーフ」と盛り上がったところへ
「本当にその通りに津波がくると思う?」
実際、釜石の津波犠牲者はハザードマップの白エリア(津波浸水の恐れなし)の方が多かったそうです。
「想定」「想定外」が皮肉にも生死の境目になってしまったわけです。
2.最善を尽くせ
ここまで来れば大丈夫、ではなくそのときできる最善の対応行動をとれ。
震災で彼らは決められた避難所へいち早く避難しただけでなく、
より高い所への避難を提案・実行したからこそ、津波から逃れることができたのだそうです。
決められた避難所には津波が押し寄せたそう。
もしもそのまま留まっていたら・・・
3.率先避難者たれ
火災の通報ベルが鳴ってもだれも本当に火事だ!って思いませんよね。
そうだとしてもすぐにヤバい、逃げよう!とはならない。なぜか?
誤報で逃げたら恥ずかしい、みんな落ち着いてるし・・・。
みんなの様子みて本当そうだったら逃げよう。
でもそう思うのが自分だけでなかったら・・・
誰もが「誰かが」逃げることを待っていたら・・・。
(これらは「正常化の偏見」「正常化バイアス」ともいうそうです。この言葉については後日掘り下げていこうと思います。)
それを打ち破るために自らがまず避難せよ、との教えです。
「災害で死なない」という防災の最大の目的のために心がけることが
シンプルにまとまっていて、ストンと心に納まりました。
この3原則もそうですが、片田教授のお話を聞いていて一番学んだのは
心に届く言葉で防災について伝える、教えることの大切さでした。
ウンチクばかりでは心に届かない。
固い言葉では心に染みない。
私は高校までしか出ていません。
知識や教養は劣るかもしれない。
でも 劣ったなりに、アホなりに
いろんな情報という材料丸ごとを
小さく切ったり、煮込んだり、うまく料理して
誰もが「おいしい」と感じてもらえるような
伝え方ができるようになりたい
そう思いました。
てなわけで、私にとってここはその修行の場でもあるわけです