みなさん
こんにちは 

カラーコンサルタントの
アシスタント猫
キャンディーです

今日は
素敵なお出かけになったと....
ご主人様
満面の笑み

仕事で地下鉄に乗っていると
電車の広告スペースに
110話という記事を発見
「いいおはなし」と読むそうです

内容は
大阪交通局長賞を取ったお話で

翡翠の指輪という題目

僕の祖母は、
大阪野田阪神の老人ホームに
入所していました。

市バスの乗るのが大好きで
しょっちゅうヨボヨボの足で
停留所まで歩いて
終点の大阪駅までのバス旅行

優先座席が彼女の指定席でした 
 
顔なじみの人も何人かおり
中でも2つ目のバス停から乗ってくる老紳士と
祖母は親しくなったようです

彼は
お孫さんらしい5、6歳位の男の子と一緒で
「いつも隣に座らはるねん」と
満更でもない様子でした

ところが
3年前の春先から
老紳士がバスに乗って来なくなり
祖母は
「病気やろか 」と、
 デート気分がなくなってがっかり

そして、
その年の秋
男の子が一人で乗って来て
祖母に
「これ、おじいちゃんから」と
小さな包みを、手渡したそうです

中身は翡翠のタイピンで
「ありがとう」と
手紙が添えられていました。

老紳士の形見です。

祖母は
その翡翠を指輪にして

昨今、夏
死ぬまで
 大切に、大切にしていました。

と言うお話

届けてくれた
優しい男の子がいなければ
できなかったお話です

素敵な繋がりに
感激
 そして、ありがとう

心に響く
本当のお話でした