向こう側へと
いってしまった人のことを想うことが
最近とても多くなりました。

吸い込まれそうな空とか
流れる雲とか
波の音とか

ゆっくり染み込むように
全身が包まれた時、

誤解を恐れずに言うと
このまま透明になって
身体がなくなったらどんな風かなぁと
ちょっと想像します。

いつかは終わる命を
自分で終わらすこともまた
それぞれの選択なのでしょう。

でも、

切なくて寂しい。
ふと想う度に胸が痛みます。


どうか

穏やかな 透明な世界で
心静かにゆっくり休んでください。