【コラム】発達を促すおうち時間の過ごし方 〜こどもとのコロナ時間〜 言語聴覚士そえじま先生より | 私の子育てビジョンボード®視覚+感情活用子育てメソッド

みなさん 

 

こんにちは!言語聴覚士のそえじまです。


今回は、先日のオンライン海外子育てグループで、

「発達の大事な時期に、家でできる遊びはなにがいいか?」との質問が多く聞かれました。
そこで、今回は、その質問にお答えできればと考え、発達を促すおうちでの過ごし方について、お話させていただきたいと思います。

 



0~3歳くらいのお子さんは、


1 感覚遊び(見る・聞く・触る、の刺激を楽しむ遊び)


2 相互遊び (子供と大人が相互に役割を交代しながら行う遊びやゲーム)

 

3 象徴遊び(模倣・見立て・ごっこ・空想を楽しむ遊び)をする時期です。

 


今回は、相互遊びについてお話させていただきたいと思います。


赤ちゃんは、ママやパパのお顔が大好きです。
ママやパパのお顔を見て、声を出したり、触ったり、真似をして口を動かしたり、それらの刺激が脳のシナプスを増加させていきます。
赤ちゃんの声に合わせて、相手が反応すると更に脳は刺激を受け、反応しようとします。


「いないいないばぁ」は、一時的な記憶力=ワーキングメモリーを向上させる遊びです。
隠れたものが無くなるのではなくて、また出てくるということを覚えていることができ、予測する能力がつきます。


いろいろなバージョン(赤ちゃんの顔をハンカチで隠す、大人が壁に隠れる、鏡を見ながら等)の「いないいないばぁ」遊びをしてワーキングメモリーを鍛えましょう!
ワーキングメモリーが発達すると、「考える」ことができるようになります。

オンライングループでも
「ボール転がし」の話題がでました。
お座りが安定してくると、ボール転がしの遊びが少しずつできるようになってきます。
ボールを最初から最後まで追視しできるようになり、ボールがどこに行くか予測する能力が発達してきます。


その時に、ボールの転がりに合わせて「コロコロ~」「行っちゃった」「バッチン」「取れたね!」などの
実況中継の声掛けをすることで、目で見たもの、聞こえてくるものを合致させるために、五感を使って認識する、注意を集中させる、遊び相手との共同注視、共感を促すことができ、コミュニケーションの基礎を発達させることが出来ます。

さらに、
手を上手に使えるようになってきたお子さんには、
「新聞紙をやぶいて、丸めて、ボールをつくる」のはいかがでしょうか?
ビリビリに破く感触・音・力加減がとってもいい刺激となります。
もちろん、それぞれの発達段階に合わせて、できるところだけ参加してもらい、兄弟で遊ぶことができますね。

今回挙げさせていただいた遊びは、きっと、今までも皆さんが何気なくやっていた遊びだと思います。
そうなんです! 特別な何かをする必要はないのです!
今までしていた遊びに、
ちょっと声掛けを増やす、視線を合わせる、静かな環境で集中できるようにする だけで、発達を促す遊びにつながります。


次回は、「象徴遊び」についてお話させていただきたいと思います。
お外に出られないストレスが、親子共々積もってきている時期かと思います。
皆様が、楽しくコミュニケーション取れる、おうち時間になることを願っています。
                

2020,5

言語聴覚士 副島栄美

 

 

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