がん代替療法・がん闘病の本をいろいろ読んでみた！

2019年10月に夫の胃がん再発が判明してから、医師の書いたがん代替療法の本、がんサバイバーが書いたがん闘病の本などを読み漁りました。

それにしてもこの分野の本はほんとに雨後のタケノコのようにたくさんある！！

（しかも玉石混交といっていいような状況）

夫の場合、体の状態が悪くて抗がん剤治療はできない状況なので、読んだ本も自然と「代替療法」系の本ですが、「読んでよかった、ぜひ毎日の生活に取り入れよう！」と思った本を挙げてみます。

（カッコ内は出版社名です）

『がんが自然に治る生き方』

ケリー・ターナー著（プレジデント社）

この本は、末期ガンも含め劇的な寛解を遂げたがん患者が、どうやって死の淵から戻ってきたかの具体的方法を教えてくれます。

著者の真摯な姿勢に、読むとエネルギーが湧いてきます！

がんと告知された方、がんの治療法を模索中の方、術後の再発対策をお考えの方、抗がん剤治療中の方、がんではない病気を抱えている方、健康に生きたい方、全ての方に読んで欲しい❗️❗️

そう言い切れる本当に質の高い本だと思います。

（私自身は現在、リウマチとシェーグレンを患ってますが、この本で紹介されている内容を実践中！）

『医者に頼らなくてもがんは消える』

内海聡著（ユサブル）

「自分はなぜがんになったのか？」その原因究明が第一。

実は患者の心の問題ががん発病に関わっており、つまりは心の問題解決ががん治癒につながる。

その上で自分に沿った療法を自分で納得して選択することが大事、と説きます。

この考え方に心底納得❗️（私も自分自身の子宮けい癌を克服した時はそういうアプローチでした）

それで、内海ドクターの推奨する「波動チェック」を受けて夫に合った食事療法を指南してもらいたいと思ったのですが、なんとなく著作全体を通して上から目線？な感じを受け、夫は「自分に合わない」と判断し受診はせず…

『私は末期ガンでも治します』

白川太郎著（トランスワールドジャパン）

抗がん剤や放射線療法はなぜ効かないのか、免疫療法がなぜ効果があるかがとてもやさしい語り口で書かれてます。

高額な治療費が心配される免疫療法の費用についても触れているあたり、白川先生の人柄がしのばれます。

実は、白川先生が在籍していた関東地方の治療院は2019年に閉院してしまったのですが（その事実を知ってめちゃショック💦）、もし診療継続していたらこのクリニックに行っていたと思いました。

（現在、白川先生は九州の治療院に在籍中らしい。気になるのは、「白川太郎」の名前で検索するとちょっときな臭い話が出てくること…）

『がんは治療困難な特別な病気ではありません！』

真柄俊一著（イースト・プレス）

都内八王子で開業する真柄医師は、標準治療から見放されたがん患者に、食事療法・経絡療法・心のケア（笑い）を通じて寛解に導くドクター。

がんは「生活習慣病」だから、上記の3つのアプローチが有効だと言います。

食事療法は、ヴィーガン食を推奨（野菜生食中心、動物性たんぱく質を一切摂らない）。

期せずして夫の食生活はこうなっていたので、間違ったことはしてないんだとなんかほっとした💦

（実は真柄ドクターのクリニックを一度受診したので、そのときのことはまた別のブログで書きます）

『食事のせいで死なないために』病気別編・食材別編

マイケル・クレガー著（NHK出版）

これは真柄ドクターが勧めていた本。

「私たちの体は食べたものから出来ている」その事実に基づき、どんな食材が病気（がん）に効果的なのか、どう食べたらいいのかを、がんの部位別に（←ここ大事！）具体的に示してくれます！

中には、「ナッツや果物で作るアイスクリーム」なんてレシピもあって、わ〜おいしそう〜と思いました✨

全体に通底するユーモアが、つい深刻になりがちながん闘病者のほおをゆるめてくれます😊

『免疫革命』

安保徹著（講談社）

上記の真柄医師が実践する「経絡療法」の理論的背景を知りたくて購入しました。

（経絡療法の大もととなる「安保（あぼ）・福田理論」は、10年くらい前（？）に爪揉み療法が流行った時に聞いたことはあったけど、詳しくは知りませんでした）

がん発生のメカニズム、免疫力UPに役立つ副交感神経優位にするにはどうしたらいいか、など、専門用語も含まれていますが、とても分かりやすく書いてあります！

『自然治癒力が上がる食事』

小峰一雄著（ユサブル）

「削らない歯科治療」を推奨する歯科医師が書いた本。

お口の健康が全身の健康につながる！その事実が具体的に記されています。

抜歯と臓器の病気の相関にはびっくり❗️

もちろん本のタイトル通り、病気（がん）ごとにオススメの食事もさらっとですがポイントが書いてあるので、食事療法入門編としてもオススメ。

（個人的には「削らない歯科治療」も受けたい）

『がんになって、止めたこと、やったこと』

野中秀訓著（主婦の友社）

「大腸がんステージ4、余命12ヶ月」から劇的に寛解した筆者が「止めたこと＋やったこと」が克明に記されています。

紹介されている事柄は、「食事の改善」や「早寝早起き」など、お金をかけずにすぐに実践できることばかり！

ほとんど夫が実践していることと重なっているので、すごく励まされたし著者に親近感を抱きました😊

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これ以外にも読んでよかったのは下記です。

・済陽高穂先生の食事療法の本

→考え方には賛同！でも、野菜ジュースが体質に合わないので断念💦

・『抗がん剤が効く人、効かない人』

→抗がん剤治療を受けるつもりの方は読んだほうがいいと思いました。

（遺伝子検査をすると、抗がん剤が効くかどうかがわかるそう！）

・『がんが食事で消えた！』

→真柄先生の食事療法を受けたい方は必読です。

・『余命宣告からの希望のがん治療』

→体を温めるとがん治療に有効と言われますが、どう温めたらいいのかが分かります！

本は読むだけではなく、実践しないと意味がないので、実践内容についてはおいおいブログでも書いていこうと思います😊

【2019年・再発】がん代替療法・がん闘病のおすすめ本