2016年11月、紹介状を持ってとある病院へ。


前日、別の病院で顔のレントゲンをとると左側の鼻腔のあたりに白い影。そこでは形成が無いとのことで紹介に至る。


とある病院の口腔外科、Y先生。

「もうすぐ誕生日ですね、おめでとうございます」

「ちょっと口見せてね、無理に開けなくていいよ」

「あぁ~痛かったでしょう、大変でしたね」

「せっかく来てもらったから今日一通り検査受けられるようにしておきましたからね、忙しいけど頑張って」


これと言って緊張もしてなかったが、優しい対応にすっかりリラックス。良かったぁ。


さて今日の検査項目は

採血、検尿、CT(造影剤あり)、心電図か

造影剤ってやったこと無いけど大丈夫かな

早くも心配性な私はドキドキ、せっかくリラックスしたのに...


CTの前に処置室で造影剤を投与するためのルートを右腕に確保、つまらないように点滴が入れられ。よくドラマで見る患者さんがガラガラと押して歩くやつを引いてCT室へ。

「撮影の途中で造影剤投与します。投与すると身体が暑くなりますが一般的な反応ですぐに治まります。気分が悪いときは手を上げて教えてください」

「では投与しますよー」

おっ本当だ、下腹部のあたりから全身がぽかぁ~と暑くなってきた。これだけ?はぁーいらん心配だった。


全て検査を終えてY先生の診察。

CTの画像見ながら、

「左側のここ、右には無いよね、上顎洞ってとこなんですけどね」

「ここだと口腔外科ではなくて頭頚部の担当となるので次回から受診先が変わりますね」

「追加でMRIも必要なので明後日また来れますか?