俺が劣っているわけじゃない


DNAが悪かっただけ



お前が優れているわけでじゃない


DNAがたまたま良かっただけ




お前のこと嫌いじゃない


お前のDNAが嫌いなだけ

20代の頃は明日を信じて生きてきた

先が知れた人生に

もがく意欲をそがれ

これが人生の最上階かと嘆く毎日


周りを見渡しても上に登れる階段はない


最上階の低さに

ただ生かされている仕組みに驚く



今日の希望の1秒を明日に繋げたい

ただ今はそれだけ

今日の悲しみを笑顔に変えたい


先の知れた人生でも



君と心が通いあったあの日から随分日が経ち

あれは迷信とキズキはじめたこのごろ


残された時間はあとわずか



深い深海の彼方で一人懐中電灯点けているだけ



これでいいのかい




自分に問いかけるよ




これでいいのかい



君がつぶやいているのも知っているよ



これでいいのかい



希望の唄は もう飽きた


奇跡の唄も もう飽きた


愛の唄も  もう飽きた


もうこの世にないものを追い求める力はない。


明日、心臓の鼓動を少しだけ早めさせてくれる唄がほしい。

この平凡すぎる毎日を輝かせてくれる唄がほしい。


もう輝かしい人生なんて存在しないという唄がほしい。

この灰色の人生を薄めてくれる唄がほしい。