最近とても面白いことばかりあったので、この面白いことは自分の心だけで留めておいてはいけない、この面白いことをみんなにも教えたいと思ったので、ブログは飽きていたのやけど、ブログをまたやることにしました。
さて、今毎日面白いことばかりと言ったけれど実際には人間、生きていると誰しも面白いことばかりではないのもまた確かなことである。
君たちはいつでも私を買いかぶりすぎなのです。
なので、この間とても恐ろしい体験をしたので、夏真っ只中ということもあって、どれ、今日は怖い話の一つでもしてやろうと思います。
本当に、とても怖いので、怖いのが無理な腰抜け小便野郎はここで退却すべし。
そう、あれは先月のある暑~い土曜日の夜のことです。
私の夢に「鉄男」と名乗る男性が現れました。
彼は自分のことを私のもう一つの人格と思い込んでいる精神疾患病の人で、勝手に私の部屋に住み着いているとても困った人というとても怖い設定でした。
鉄男の目は子供のように黒目が大きくクリクリしていて、何故かその顔を覆うように常にパーカーをかぶって部屋の隅に座っていました。
私と鉄男の間にただの一度も会話はありませんでした。
ただただ鉄男は部屋の隅に座りながらじっと私を見つめているだけです。
あまりもの恐怖にハッと目を覚ますと外はまだ朝の5時でした。
私は鉄男がまだ部屋の隅にいるのではないかという錯覚を起こし、鉄男に起きたことがバレないように息を殺して部屋の隅に目をやりました。
もちろん、そこにもう鉄男はいませんでした。
その翌日、私はTSUTAYAで「桐島、部活やめたってよ」を借りました。
劇中で自主制作映画を撮っている主人公の前田君が映画を見るシーンがありました。
前田君はスプラッタ映画が好きな少し変わった青年で、その時彼が見ていた映画もとても陰鬱なスプラッタ映画でした。
その彼が見ていた映画の名前を口にした時、背筋が凍りつきました。
その映画の名前こそが「鉄男」でした。
全身の汗腺から汗が吹き出し、震えが止まりませんでした。
ただの偶然にしても、あまりにも気味が悪い。
私は「鉄男」という作品が気になり、ウィキペディアで鉄男について調べました。
「鉄男」は塚本晋也監督の作品で、何ともサブカル臭のプンプン香る、ほぼ自主制作の作品でした。
ストーリーも平凡なサラリーマンであった「男」がある日突然体が次第に鉄に蝕まれ、鉄の男、「鉄男」となるーーーといった何とも難解なものでした。
私の知っている鉄男とはビジュアルも設定も全く異なっていましたが、私にとっては無関係なものとは思えませんでした。
更にその数日後、
以前HDDに録り溜めしていた映画を見ることにしました。
ふと、ある映画の名前が目に止まりました。
ロバートダウニーJr.主演の「アイアンマン」でした。
その時私はあることに気付いてしまいました。
アイアンマンーーー直訳すると鉄の男。
「鉄男」
あの日から私の頭からは鉄男が離れません。
鉄男があの悪夢から飛び出してくるのではと思うと私は気が気ではありません。
けれど、どこか鉄男に会いたいと、鉄男を懐かしむ私もどこかにいるのです。
私はこのままだと鉄男のように身体を得体の知れない何かに蝕まれてしまうのでしょうか。
それとももう鉄男に蝕まれているのでしょうか。
真相は鉄男のみぞ知る…
