書いていいのかわからないけど、ネットにも出回ってるし、すごいと思ったから、やっぱり書きます[みんな:01]


いつだかわからないけど、読売新聞のショートショートから鳥居みゆきさんの「妄想月報」の記事、この感性に焦りました[みんな:02]


全文ではないみたいだけど、コレ







ーーーーーーーーーーーーー

「畜生、生きてやる」

「ま、まて、早まるな」

「とめないでくれ、これ以上死んでもいいことなんて何もないんだよ」

「ばかやろう、軽々しく言うな、生きる気になったら何でも出来るぞ、生きる気で死ねばいいじゃないか」

「へんっ、こわくも何ともないさ、もう生かして楽にさせてくれ」

「生きるのが楽なもんか、生きるということはつまり魂を持つ『有』になるということ、これからの記憶が全て残るということなんだぞ」

「そういうお前だって、前までは生きたい生きたいなんていって、生きた魚のような眼をしていたじゃないか」

「ああ、でも生きてる自分の姿を想像しただけで恐ろしくなったよ、大体お前天国の何がそんなに気に入らないんだ、腹もすかない、金もいらない、何もない天国のなにが」

「天国が嫌になった訳じゃない、こんな右をみても左をみても争いのない世界、退屈でうんざりなんだ」

「わかった、俺はもう何も言わない、ただお前は本当に生きたいなんて思っちゃいないよ、お前のバカな頭でよく考えるんだな」

「俺はバカじゃない俺はバカじゃ、、、俺はバカだ、バカかもしれない、そうだ、退屈しのぎに生きたいなんて、死にたくても生きてしまう奴等も沢山いるのに、死んでる事に感謝もしないで、よし、もうちょっとこのまま死の世界で頑張ってみるよ」

「お、お前!」

抜け落ちた大量の羽根を見て俺は愕然とした。羽根に寿命が来ていた事に気付きもしなかった。

「ああ、なんて事だ」

俺は生きる事への恐怖で泣きじゃくった。





「オギャーオギャー」


あら、こんな顔くしゃくしゃにして泣いてるわ。よっぽど生まれて来るのが嬉しかったのねえ。しっかり生きるのよ、私達の可愛い天使ちゃん。

ーーーーーーーーーーーーー



ここまでですが。
魂をもつ寸前の天使のやりとり


ネットの記事にも感想がありますが、


生まれてくる赤ちゃんが泣いてるのは、天国で「死んでいた」はずの天使が「生きる」事に恐怖しているから。

お母さんが喜んでるけど、
赤ちゃんが「生」へのとてつもない恐怖を抱えて泣いているなんて想像もしてないでしょうね[みんな:03]


なんか、生と死はこんなにも隣り合わせなんだなーって。


すぐそこにある。


でもやっぱり生きるってことは特別なことでしょ[みんな:04]

魂をもって動いて、脳で考えて行動して、感情をもってる。
不思議だなぁ[みんな:05]

考え出すと止まりませんね。
心ってどこなの?とか笑



いつ何が起きてもおかしくないこの世の中で、やっぱり命は大事にしましょう。


自殺することは何の解決にもならないし、赤ちゃんを産んだら親という大きな責任も生まれます。


命を粗末にするのはやめましょうね


私も肝に命じて生きていきます[みんな:06]