つい褒めてしまう
地下鉄の車内で、知り合いのデザイナーさんに偶然会った。初詣帰りか絣の着物姿。「とっても可愛い!」「すごい、可愛いの見ちゃった!」と驚いたりはしゃいだり。彼女は次の駅で笑顔で下車したけど、その駅で良かったのかな。恥ずかしくなって降りたのではないかと、ちょっと心配。ちなみに、私はアロマ店などでお気に入りのアイテムについて「このシャンプー、すごくいい香りですよね。気分が変わります」と訊かれてもいないのに言ってしまう。「まるでテレビのcm見てるみたいです」と店員さんに驚かれる。仕事を頼まれたわけでもないのにいつのまにか(いつもの広告・宣伝の)仕事を勝手にしている。かつて「自分にどんな仕事が合うか」と考えていたし、そう考えている人もいるかも。そういう人は、自分がふだん人より余計にやってしまっていることを見つけるといいかも。その傾向を良いように生かした仕事に就くと、とがった部分のようなものが社会に吸収され純粋な貢献になるような気がします。