他の学校みたいに、
私たちの小学校でも地域ボランティアとして「読み聞かせ」ができませんか。


という意見が出たのは5年前。


PTAに関わっていた時期だったので、
学校の先生にお願いして、
朝読書の時間をいただいて、子どもと子どもの本が好きな仲間と一緒に、
週1回15分間の読み聞かせを始めてから
今年の11月で5周年を迎えます。


本日。そんな私たちの拠点とさせていただいている小学校図書館に、
「本の探偵」としてデビューし、現在は「調べ学習」のノウハウを持って全国を行脚(?)しておられる赤木かん子先生をお招きしました。
(明日9月1日の坂井市立図書館主催の講演会のために来福される機会にちゃっかり便乗させていただきました。ありがとうございますッ^^)


全国各地でボランティアによる「読み聞かせ」は定着しているのですが、
そのことが「子どもの読書力」を伸ばしているとはどうも言えないようなのですよね。
(もちろん、良い本を読んでもらう経験が、子どもたちの心の栄養になることは疑っていないんです。だけど自発的読書への足がかりにはなってない。悔しいけれど、これは事実。)


どこかでボタンを掛け違えてるんじゃないか。


子どもの本の専門家から、
「読み聞かせボランティア」を揶揄する言葉を聞くたびに、そう思っていたのです。


今日、赤木かん子さんと半日ご一緒して、
小学校図書館をみていただいて、
「どうしたら子どもたちが来たくなるような図書館を作ることができるか」というお話をうかがって、


「あ、そこなんですかね?」と思うことがありました。


いわく


「日本人はとっても物語が好きなので、


本を読む というのは 小説を読む ことだと思ってしまっている。」


「なので、図書館というのは『小説を借りて読むところ』であるというイメージがついて回っている。」


私自身は、「文学」の書架にあまり近寄らない人間なので、
赤木さんのこの言葉を聞いて
目からウロコがぽろぽろり。


『読み聞かせ』の限界は、ここにあったのか。と勝手にガッテンしたのでした。


私たちが学校から活動場所としてお借りしている図書館は
学術機関であるからして、
「知りたい」と思うことをレファレンスすることが
最も大事なお仕事なわけです。


「読み聞かせ」で用いる文学作品が担う分野は、
ひろ~~~い学術の世界のごく一部であって、
それだけで図書の魅力や機能を子どもたちに伝えられるわけじゃない。


「図書館に子どもを呼びたかったら、まず日々進化してビジュアル的にも優れた自然科学系の新刊図書を充実させるべき」
「物語に見向きもしない男子たちが、図書館に押し寄せるよ」
これが、赤木さんが長年子どもたちを観察してきて到達した結論です。


な~~るほど。


先ほど、会の代表から


「今日のお話を受けて、これからどうするか、
来週、会議を開きますよ。」とメールがありました。


いいですね~、いい動きです☆


一学期に一回は、絵本を読まずに


「知りたいことを 調べるにはど~すればいいのか」


をレクチャーしたらどうでしょう?
というのが、本日の講師・赤木さんからの提案。
「調べ学習」の方法伝授については、
小さい子どもにもわかるように工夫されたものを開発しておられます。


(赤木さんのお話では、大学生でも「図書館へ行って自分で調べる」ことができない人がいるのだとか。理由は、「学校で習わなかったから」なんですって。これ、問題ありじゃないですか?)


明日9月1日10時~、丸岡図書館で「調べ学習」のワークショップが開催されます。実際に子どもたちに「お題」が与えられて、自分で調べるワークを公開してくださいます。


見学させていただきます~☆


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図書館法 第2条(定義)


・・・「図書館」とは、図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保有して、一般公衆の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的とする施設・・・


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学校図書館法


学校において、図書、視覚聴覚教育の資料その他学校教育に必要な資料(図書館資料)を収集し、整理し、及び保存し、これを児童又は生徒及び教員の利用に供することによって、学校の教育課程の展開に寄与するとともに、児童又は生徒の健全な教養を育成することを目的として設けられる学校の設備


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※調べ学習講座の感想がありました
↓ ↓ ↓
http://inochinotabi.jugem.jp/?eid=913 


※この紙芝居があれば、調べ学習に必要な知識を教えてあげられるんですって
↓ ↓ ↓
http://www.saifuku.com/shop/a-s-kamisibai/a-s-index.html