命のベースが、社会のベース
先日、某 医大の熱帯医学研究室で助手をはじめた友人が訪ねてきて、「なぜ、国際協力活動でも保健分野にこだわるのか?」この問いで、改めて自分の原点を思い出しました。どんな環境下にあっても、人は「命」の原点がなければ、連続する日々の営みそして、「教育」「社会参賀」「国際活動」など広がりをみせることはない。開発途上国で、「命」をつなげるためには、水と栄養の問題が欠かせません。自然災害や間伐などで飢餓、難民が流出する国は、人々が生きていくのが困難な環境、それは、やはり社会的弱者である、障がいを持つ人、母子、高齢者となります。このプライオリティーを念頭に、一番大切なことって何なんだろうと考え、このテーマをさらに掘り下げてていこうと思います。「The thousand days initiative 」母親の胎内での胎児期から生後2歳までの1000日間は、子どもの生存とその後の生涯の健康状態や経済的活動へのインパクトがあるとされます。開発途上国では妊娠中の母体の栄養失調や、乳児の離乳食移行期の栄養失調が多くみられます。特に、妊産婦や、小さな子どもを持つ難民は、安定した生活を送ることができない、また生まれてすぐに母親や家族と離れ、孤児となった子どもたちも、栄養不良に陥りやすい環境にあります。このサポートは、社会の発展と直結して、私たちのあらゆる知識と方策、また大きくは政治的な強い意思が求められます。**************************************************************2011年、アフリカの角といわれるダダーブ難民についてリサーチする機会があり、ケニアのUNCHR事務所を訪問し、そのあと難民について学びました。難民は、食料と住居、または危険から身を守るために安定の地を求め集まります。難民が発生するのは、地震やハリケーンの自然災害のみならず、日照りが続く大干ばつです。また一部の政治的指導者間のパワーゲームに、難民が使われるときもあります。飢餓に陥りやすいのも、やはり女性と子どもであり、その栄養不良は、健康を脅かす最大のリスクでエイズ、マラリア、結核などの感染症にかかりやすいなど、また、栄養不良の子どもが増えると、国の不安定と崩壊の危機を招く、負のスパイラルに陥ります。****************************************************************信じがたいですが、世界には、まだこんな環境化で暮らす人々がいます。しかし、どんな環境でもお母さんと子どもの栄養を保つ ! 命のベースは、平和な社会のベースにもなるのです !!************************************The thousand day http://www.thousanddays.org/ The 1,000 days between a woman’s pregnancy and her child’s 2nd birthday offer a unique window of opportunity to shape healthier and more prosperous futures. The right nutrition during this 1,000 day window can have a profound impact on a child’s ability to grow, learn, and rise out of poverty. It can also shape a society’s long-term health, stability and prosperity.Global Nutrition Report http://globalnutritionreport.org/ Countdown to 2015 Maternal Newborn and Child Health http://www.countdown2015mnch.org/ World Nutrition Situation http://www.unscn.org/en/publications/rwns SUNProgress Report http://scalingupnutrition.org/ The Hunger and Nutrution Comnitment Index( HUNCH)http://www.hancindex.org/