就職に強い留学!~カナダ留学で社会人力と英語を磨き、就活を有利に!~

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留学やその後の就職について考えている方必見!人事コンサル会社に勤め大手企業数百社の採用活動や教育などをサポートし、現在カナダの留学エージェントで働く筆者が、カナダ留学の就職・キャリアアップにおける強みやカナダの教育プログラム、留学アドバイスを語ります!

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少し前になりますが、日経新聞Webサイトに以下のような記事が載っていました。

「武田・第一三共、海外で新卒採用拡大 事業展開加速に対応 」

武田薬品工業は中国、シンガポールに続き、韓国で新卒採用を始め、また、第一三共は社員が留学している米欧の大学の学生の新卒採用に乗り出すようです。
この動きは当然、事業のグローバル化に伴い、海外で優秀な人材が必要になっている、ということを物語っているわけですが、単純に海外採用が増えた、というだけの話ではないと個人的には考えます。


つまり、かつては国内企業の新卒採用が、

日本人の新卒学生の採用枠を予め決めた上で、
それとは別に海外戦略に基づく海外人員を計算していた
(つまり、日本の新卒採用数はやや独立的な立場にあった)

のに対して、今や

まず世界全体での新卒採用の必要人員数を割り出し、
その中で日本での新卒採用人数の割合を割く


という発想になってきているのではないかと思います。言い換えれば、これまである程度守られてきていた日本人採用枠というものがなくなり、海外での優秀な人材の採用が積極化することになるわけです。


このブログでも何度か触れてきたとおり、このような動きはもちろん製薬業界に限った話ではありません、パナソニックでも2011年度は外国人の割合を増やし、新卒採用1390人のうち、「グローバル採用枠」を1100人にする、と発表しています。

企業のグローバル展開の積極化が進む中で、グローバルな環境で仕事ができる新卒学生を求めるのはやはり当然の流れといえます。
海外で実践的なビジネス知識を積み、海外で活躍できるコミュニケーション力(英語力に限らず、積極性や環境適応力なども含め)を持っていれば人種は問わない、というこの流れは今後低下することはまず考えられず加速する一方でしょう。

また、これは新卒採用に限った話ではなく当然経験者採用でも当たり前の流れとなり得ます。これまでは国内の求職者だけがライバルでしたが、今後はライバルの母数が一気に増加することになるわけです。

そんなライバルに負けないためにも、国際的なビジネス感覚やコミュニケーション能力はこれからますます必須要素になっていくと言えるでしょう。


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「カナダ留学」と一口に言っても、

「英語の会話力を上げる」
「アカデミックな文章の読み書きができるようにする」
「ビジネススクールに通い、資格をとる」
「カレッジ・ユニバーシティで勉強をする」

など、目的に応じて当然通う学校は変わってきます。また、留学できる期間によっても、オススメできる学校やプログラムは大きく異なってきます。そこで、今後、カナダにある様々な種類の学校やプログラムについて、私が現地に来て学んだこと、感じたことについて、少しずつ触れていきたいと思います。


今回は、留学を考える方のほとんどが、まず最初に意識するであろう、”基礎的な英語力の向上”にフォーカスした学校・英語プログラムについてです。カナダには様々な語学学校や英語学習のプログラムが存在します。
(通常、語学学校や学校で提供される英語教育のプログラムはESL(English as a Second Language)と呼ばれています)

これらの語学学校・ESLプログラムは、その特徴やフォーカスしている内容が学校ごとに大きくことなります。

・とにかく会話を重視している学校
 (授業内容もスピーキングやカンバセーションが主体)

・語学学校卒業後にカレッジ・ユニバーシティへの進学ができる英語力を
 つけるプログラムを提供している学校

 (アカデミックなリーディング・ライティングにも力を入れていることが多い)

・TOEICやTOEFL、IELTS等の英語試験対策にフォーカスしている学校

などなど、ご自身の目的ややりたいことに合った学校を見つけられるかどうかで、その後の英語学習の伸びやモチベーションにも大きく差が出てくると思います。
また、同じ英語プログラムでも、「州立カレッジの英語プログラム」と「私立の語学学校」で、内容や学校の雰囲気そのものが大きく異なってきます。


例えば、州立カレッジ・ユニバーシティの英語プログラムは、「そのプログラムを修了すると、そのままカレッジの授業に苦労せずについていける」ことを前提に構成されているので、アカデミックな文章のリーディングや、カレッジ・ユニバーシティでの論文の書き方をみっちりやるのはもちろんのこと、プレゼンテーションやディベート、さらにはグループでプロジェクトをまわすことが求められたり、リサーチペーパーを作成する一連の流れなどを学ぶこともあります。
(与えられたテーマに対して、参考文献の活用やインタビュー、アンケートを実施し、その結果や最終的な結論などをレポートとしてまとめ、提出する、など)

また、カレッジやユニバーシティの講義でどのようにノートをとっていくか、といったことも、リスニングの授業などでは学んでいきます。

当然カレッジ・ユニバーシティに入れるレベルが求められるため、成績や評価も非常に厳しいです宿題の量なども非常に多く大変です。ですが、厳しい環境ゆえに総合的な英語力の伸びはかなり期待できます

特に、英語のアカデミックライティングには日本の論文にはない文章構成や表現のルールなどもあるため、カレッジ・ユニバーシティの進学を考えている場合は、ぜひ州立カレッジでの英語プログラムをとることをオススメします。


また、進学を考えていない方でも、

・留学期間中にガッツリ英語を勉強したい
・読み、書きも含めた総合的な英語力をしっかり身につけたい
・英語でのプレゼンテーションやディベートの経験をたくさん積みたい


という方にはとてもオススメです。


このブログでのテーマでもある就職に有利な留学、ということで考えると、これらの州立カレッジで体験できるプレゼンテーションやディベート、グループでのプロジェクトなどは、就職活動や入社後のスキルとしてもとても有効だと思います。
(就活や入社後は、プレゼンやディベート(ミーティング)の機会が本当に多いですから!)


実はウエストコーストは州立カレッジとのつながりが深く、たくさんの学生さんが現在州立の英語プログラムをとっています。ここで、私たちがオススメする州立のプログラムを少しご紹介します。

Langara College 英語プログラム
BCIT 英語プログラム



一方、私立の語学学校は、学校ごとに持っているプログラムが大きく異なっています。前述のように、

・徹底してスピーキングにフォーカスしているプログラム
 (生徒にとにかく喋らせて、その内容を直していくようなスタイル)

・ゲームやアクティビティを通じて、楽しみながら英語を学ぶ

・TOEICやIELTSのテスト対策のためのプログラムで、毎週のように
 模試を受けることができる


・ビジネスイングリッシュにフォーカスし、プログラム修了後は、
 インターンシップを体験することができる


などなど数え上げればキリがありません。

もちろん中には、カレッジ・ユニバーシティへの進学のための準備コースなどを持っている私立学校もあり、そういった学校ではライティングやリーディングプレゼンテーションなども積極的に行われています。
(ただ、リサーチペーパーの書き方や週単位のプロジェクト、といったものはあまりないので、そのあたりは州立とは異なると思います)

実は、このブログを書いている私本人は、私立の語学学校に通っていました。その観点から私立の語学学校のメリットをお伝えすると、
(もちろん学校にもよりますが)

・留学生の国籍が幅広い
 (バンクーバーの州立は、中国人や日本などアジアとサウジアラビアの割合が圧倒的に高いが、私立はメキシコやブラジルなどの南米、フランスやドイツなどのヨーロッパ系など、人種の幅がかなり広いです。

・私立の語学学校は、他の留学生との交流ができるスポーツや
 パーティーなどの
アクティビティ、イベント開催が積極的

(州立でもアクティビティはありますが、私立ほどは積極的ではなく、あと、正直なところ勉強が忙しく、参加する暇がない、というのもあるようです)

です。

ですので、様々な人種の友達を作って、学校以外の時間でも一緒に遊んだりでかけたりすることで、英語を学んでいきたい、日常英語やビジネス英語などにフォーカスしたい、という方には私立の語学学校がオススメです。

ここでは、私がカナダに来て一番最初に行った私立の語学学校をご紹介します。この学校は私立の語学学校ですが、北米のカレッジ・ユニバーシティとも提携をしており、ライティングやリーディングにも力を入れているほか、文法などもみっちり勉強することができて、最初に行く学校としてとても良かったです。

そして、私立の醍醐味であるアクティビティもたくさんあり、ブラジリアンやメキシカンなど南米系を中心にたくさんの友人ができました!

ELS Laguage Center


このように、英語学習プログラムひとつをとっても、選択肢は多岐に渡ります。それゆえに学校選びは本当に重要です

学習のスタイルは人それぞれです。ですので、どのプログラム・どの学校が合うのかもその人によって大きく変わります。

このような観点から、私たちウエストコーストでは、
学生さんとのカウンセリングを非常に大切にしています。



皆さんの目的と留学期間に合わせて、発前にじっくりカウンセリングをして、その方に合った学校やプログラムを選びます。
(場合によっては現地に来て学校見学後に決める場合も多いです)

そして現地到着後もカナダのオフィスなどで、その後の学校生活の状況などを伺いながら、何度もカウンセリングを行い、その後のプログラム継続・変更や新しい学校のご紹介などをしていきます。

ですので、このブログをお読みになっている方で、留学に悩んでいる方、学校選びに悩んでいる方は、ぜひ気軽にカウンセリングにいらしてくださいね。

あ、気がついたらちょっと宣伝になってしまっていました・・・(笑)。
それではまた!


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このブログで既に何度かお伝えしていますが、
楽天、ユニクロの2012年からの英語社内公用語化、
武田薬品工業の新卒採用でのTOEIC730点義務化を皮切りに、
非常に多くの企業が改めて「英語の必要性」が脚光を浴びています。


しかし、実は「英語が重要」と言われていたのは、実はだいぶ以前からのことです。


例えば、私が就職活動をしていた2002年頃も、日本の大手企業を始めとして

・課長職への昇格要件としてTOEIC550点以上を義務付ける
・新卒採用でもTOEIC550点以上で英語の試験をパスできる

など、今に比べ基準は低いものの既に一部の企業では取り上げられていました。


ただ、今回の英語への再注目の動きの中で、私自身が感じる以前との違いは、

「英語の知識があることで仕事の幅が広がる」(Want要件)

であったのが、

「英語でコミュニケーションできることが必須である」(Must要件)


に変わったということではないかと考えています。


「義務化」をし始めている企業が増えてきているのは、

1.「あるといい」から「できなければならない」

ということと

2.「知っている」から「日常的にコミュニケーションできる」

という意識の変化であろうと考えています。


さて、ここで2の「知っている」と「コミュニケーションができる」
という点について、もう少し着目してみます。


「英語ができる」というと、まず考えがちなのが、
「TOEICで高得点を持っている」ということです。

もちろん、これも一つの事実だと思います。
TOEICはリスニング、文法、文章の読解などの問題で構成されており、
それらの能力・知識を測っていると言えます。
そして、少なくても現時点では日本において、英語力を測る一番の基準値として
様々な組織で取り上げられています。
そういう意味でもTOEICスコアを取ることは今の就活上、重要になりつつあります。


しかし、本質的に企業が求めている
「英語でのコミュニケーションができる」という点で考えると、
TOEICの点数が高いこと、は実は必ずしも「英語でのコミュニケーション力」には
直結しないと個人的に考えています。


それは私が実際にカナダに来て感じたことです。
語学学校のクラスにTOEIC750点をとっていたにも関わらず、
実際、コミュニケーションの場面になると英語が全然話せない、という人がいました。
実はこの他にもTOEIC900点にも関わらず、やはり全然英語がしゃべれない、
という話はこちらで時々聞く話です。

この方々が実際に仕事で英語を使う、外国の方とやりとりする場面に出会ったときに、
はたしてしっかりコミュニケーションができるでしょうか?


「コミュニケーション」とは、双方向での対話です
つまり、インプット(情報の吸収)とともに、
アウトプット(情報の発信)の両方が必要になります。


言葉を変えれば、いかに聞く、読むができても、
書くこと、そして話すことができなければ、つまりアウトプットができなければ、
双方向という関係は成立しません



会社では常にアウトプットが求められるようになります

しかもプレゼンや企画書の作成、ミーティングでの発言など、
ビジネスとしてのコミュニケーション力が問われます。


ですから、今、企業が必要としている英語力というのは、
「英語でインプットとともにビジネスコミュニケーションとしてのアウトプットもできる」
ということなのです。


ここでカナダで留学していた学生が非常に強いのが、

留学でしっかり勉強をしてきた学生はこのアウトプット力にも非常に長けている


ということです。


これは、当然留学先では日常的に英語を話す機会が多い、ということもありますが、
カナダの教育プログラムが、アウトプット重視のプログラムが多い
というのも大きな理由です。


例えば、私が通っていた語学学校のプログラム一つをとっても、
月に3~4回は英語でのプレゼンテーションの機会があり、
その他にもの生徒とディベートをする機会が何度もありました。


また、これが州立のカレッジなどのプログラムになると、
より本格的なプレゼンテーション、ディベートの機会が何度もあったり、
実用的・実践的なリサーチペーパーや論文を書く機会も非常に増えてきます。


私は社会人経験があるので、プレゼンテーションやディベートなどは
仕事でしょっちゅう行っていましたが、
自分の日本での大学生活ではそんな経験はほとんどありませんでした。
日本から留学に来ている大学生に話を聞いてみても、
そんな経験はこれまでの人生で全く無かった、と言っていました。


つまり、カナダの留学ではプレゼンテーションやディベートなどの経験を
たくさん積むことが
できるのです。しかも英語で!

ただでさえ難しいプレゼン、ディベートを、しかも英語で何度も経験すれば、
日本に帰った後の就活でのプレゼンやグループディスカッションなどは、
だいぶ有利
に進めることができるでしょう。
英語でやってきたことを得意な日本語でできるわけですから、気持ち的にも
だいぶゆとりができますしね。


また、企業が期待する英語コミュニケーションという観点でも、
他の国の学生たちの前で英語でプレゼンテーションをし、
英語で彼らとディベートをしてきた
という”英語でのアウトプット力”の高さをしっかり伝えることができるでしょう。


繰り返しになりますが、今、企業が本当に求めているのは、

「英語の知識」ではなく「英語ビジネスコミュニケーション力」

です。

ビジネスの場で、当たり前のように英語で双方向のコミュニケーションができる力
をぜひカナダ留学で習得してみませんか?


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