ここ最近よく外に出掛けるようになってから、自分に対する、他者からの評価を知ることとなった。
というのも、思いの外、色々な人から
デブだブスだなんだ、やんややんや、と言われ、これまでの私はいかに自己評価が高かったかを、知らされた。
悔しい。ものすごく悔しい。けれど、これが事実なのだ。
笑うことも、上手く返すことも出来ず、ただただ恥ずかしい思いをしている。
中学の頃にクラスの男子が言っていたある言葉がよぎる。
「デブテロリスト」
その時の私は、まだ間に合う場所にいた。クラスのある女の子が「デブテロリスト」と言われているのを耳にして、私は一目散にダイエットを始めたのだった。
中学3年の夏は猛烈にダイエッターとして闘士を燃やしていたかもしれない。我ながら頑張っていた。
夏休みが明け、秋になり、新学期の身体測定で私は勝った。
先生方や近所の人たちからは口々に「痩せた?」「どうしたの?大丈夫?お腹ぺったんこじゃない」と言われたし、親からも病気じゃないかと心配されたくらいだった。
ローレル指数は-7.0、肥満度も-5.8と見事に減った。
私は、健康体を手に入れた。
今思えば、あれが人生のピークだった。
中3の冬、私は突如甘いものの虜になった。それまでケーキ、パン、チョコレート、キャラメル、クッキーなどなどありとあらゆる洋物があまり好きではなかった。
それなのに、突然それはやってきて、私はみるみるうちに体重を増やしていった。中学卒業時、体重は52kg。半年でおよそ6kg増。
高校へ進学してからもなお、甘いものへ執着はとどまる事をしらず、それは増すばかり。
朝、家を出るのが早かった私は、午前の休み時間にコンビニでパンやおにぎりを買い食べ、昼ごはんもお腹いっぱいになるまで食べ、デザートはお決まりの焼きプリン。放課後は友達と買い食いするのだけれど、これがまあなんとも至福の時間。学校から家までの通学時間が長かった私は、帰宅するのはなんやかんや21時頃で、それから夕ご飯を食べる。育ち盛りという都合のいい言葉にかこつけて、おかわりを何度もして、さらに食後のアイスがお決まりコース。部活動を特にするわけでもないから、日々の運動はほぼゼロ。
若い頃の新陳代謝だって、さすがに限度があるものよ。そんな食生活をしているうち、高校卒業時には体重58.5kg、禁断数字60kg台を目前に控えていた。
高校を卒業し、短大へ進学。この時はすでに自分の容姿にウンザリしていた。痩せたい痩せたいが口癖の万年デブテロリスト。
結局痩せられるわけもなく、短大1年次にはついに禁断の地、60kgを超えてしまっていた。
そして今現在、体重は60~62kgを行ったり来たりしている。身長155cmにしてこの体重であり、BMIは25.7だし、ローレル指数は173。肥満度はもちろん、「太りすぎ」のレッテルだ。
ところで、私の大好きな高橋愛ちゃんは身長154cmにして体重41kgらしい。
私も-20kgの減量に成功すれば、彼女のような体型になれるだろうか。
私の親のエゴで言えば、目は二重だし、昔は可愛かったのだから、痩せれば人並みにはなれるらしい。
ブスは生まれつき、デブは当人の怠慢。
やってやろうじゃないか。