ビザ(査証)の取得

ビザ(査証)は、渡航先の国が発行する入国許可証で、パスポートを保有する旅行者がその国に入国する資格があることを裏付ける書類です。大多数の国が同様の制度を運用しています。ビザが必要のない国もあります。渡航先の国によって、ビザ発行にかかる日数はさまざまで、申請条件や発行手数料などが急に変更されることもあります。最新情報は、各国大使館のホームページ等で確認することができます。


1.ビザ(査証)とは

いわば渡航先の入国許可証。パスポートを保有する旅行者がその国に入国する資格があることを裏付ける書類のことだ。

査証免除措置国・地域

査証免除の対象となるのは、商用、会議、観光、親族・知人訪問等を目的とする在留資格「短期滞在」に該当する場合、ビザ免除の対象となる「査証免除措置国・地域」は、アメリカやイギリス、韓国や台湾など2013年7月現在で計66の国・地域に及んでいる。

ビザがあっても入国拒否に遭うことも

その国に入国が許可されるかどうかの最終判断は、現地の入国審査官が決定する。ビザを持っていても、所持金が少なかったり、復路の航空券を持っていなかったりすると入国が拒否されることもある。

2009年1月12日よりアメリカへの渡航者には「ESTA」(アメリカ電子渡航認証システム)が義務付けられました。

  

2.ビザ申請に必要なもの

観光目的で入国する場合、ビザ取得に必要なものを下記にあげる。ただし、渡航する国によって必要なものが異なるので、事前に必ず訪問先の大使館・総領事館に問い合わせることが重要。

☆申請書

各大使館・総領事館のビザ申請窓口に備え付けてある。

☆パスポート

残存有効期間に注意すること。

☆写真

サイズは国によって異なるので確認が必要。パスポートと同じサイズの写真を用意しておけばほぼ問題ない場合がほとんど。

☆手数料

料金は、国ごとに異なる。通常は、申請時に納め、受領時に領収書を持参する。

※就職や就学といった観光目的以外の場合、このほかにも書類が必要になる。  

3 お金の準備(現金、T/C、クレジットカード)

世界各国の通貨は様々であり、日本円がそのまま利用できる場合はほとんどありません。海外旅行に出発する前に、渡航先の国で使える通貨や現金に代わるカードなどの支払手段を準備する必要があります。
支払手段には、現金の他、クレジットカード、トラベラーズチェック(旅行小切手)<T/C>などがあります。

☆メリット

  • アジアの主要都市などでは、日本円がそのまま使えることもある。

☆デメリット

  • 盗難に遭ったり、紛失したりした場合、まず戻ってこない。安全性は低い。
  • 日本国内では、入手できる外貨の種類が限られている。

4.トラベラーズチェック(T/C)

トラベラーズチェック(以下T/C)とは、旅行小切手のこと。サインをすることによって現金化が可能になる小切手で、アメリカのように店頭で現金同様に支払に使用できる国と、銀行や両替所、ホテルなどの両替商で現金化しなくてはならない国とがある。
券面には、サインする場所が2か所あり、1か所は購入時にすぐ署名し、もう1か所は、実際に使用する際(=両替する際)に署名する。このように本人のサイ ンがないと現金化できないため、安全面でメリットが大きいといえる。使用時にはパスポートの提示を求められることもある。
下記にT/Cの長所と短所について述べるので、理解したうえで利用するようにしよう。

☆メリット

  • 2つのサインが合致して初めて現金と同様の価値をもつため、所持している本人しか使えないので安全性が高い。
  • 紛失したときも現地で再発行が可能。
  • 購入時には、発行手数料(※)がかかるが、一般的に為替レートは現金に比べ有利な国が多い。(※料率については購入時の金融機関にて要確認)

☆デメリット

  • T/Cを現金化する際、1回あたり、あるいは1枚あたりという形で手数料を徴収する国・地域もある。アメリカのように現金同様にT/Cを 使える国ならよいが、金融機関等で現金化してから使うとなると、一時的にまとまって現金を持ち歩くことになるので、安全性が高いとはいえなくなる。
  • 再発行の手続きを想定して、購入時の発行控えを携帯するほか、使用、未使用のT/Cの番号を常に把握しておく必要がある。
  • 一部の外国では、高額紙幣は偽札が出回っているため、支払いに使用するのを断られることもある。


  

5.海外旅行保険とは

アクシデントに見舞われることなく、無事に帰国することがベストだが、外国では想定外のことが起こりがち。旅行中に病気やケガをしたときの医療費や 盗難に遭った際の補償などをしてくれるのが海外旅行保険。金銭的な補償だけでなく、トラブル処理や現地での日本語サポートなどのサービスも受けられるので 心強い。

☆旅先でのトラブルに備えよう

海外旅行中、環境の変化で体調をくずしたり、ケガをしたり、大切なカメラを盗まれたり……、そんなアクシデントに遭遇することも十分あり得る。外国 では日本の健康保険は使えないうえ、日本に比べると医療費や入院費がはるかに高額な場合が多い。こうした事態に備えるのが海外旅行保険。インターネット上 からも簡単に申し込めるので、旅立ち前に忘れずに入るようにしよう。