私の子種が欲しかった人。一言でいえば、未熟な人。
どうやら高校の時から付き合っていた彼氏を友人にNTRされたらしい。その腹いせに誰の子でもよいから妊娠してやろうと云うことのようだった。有名女子大の卒業生で人もうらやむ才能の持ち主だが、実態は全てが未熟な人でした。この人とは、この人が学生の時に、趣味のサークルで知り合うこととなった。
付き合うようなったのは出張所長になる直前のことだった。いきなり子種が欲しいと言われて驚いたが、妊娠の目的や出産後の生活設計図が書けていないようでもあり、当初はお断りしていた。この人とは二人きりにならないようにサークルでカラオケに行ったり喫茶店でだべって時間を過ごしていたが、やがては自宅にまで押しかけて来るようになり、その対応に困った。ある時、会社の宴会の帰りの自宅までの途中駅で偶然この人と出会い、ひょんなことからこの人のアパートで酔い覚ましをすることになった。独身の女性が男性を自分の部屋に上げると云うことが一体何を意味するか理解していないようだった。その場で、この人の希望通りに子種を提供することは可能だったが、まだ私の理性が勝っていた。小一時間ほど横になって酔いを醒まし、最終電車に間に合うようにこの人の部屋を出た。不満そうな顔をしていたが、その日はおとなしく自宅に帰らせてくれた。
しかし、この日の出来事を知人に目撃されていたことには気づかなかった。知人の邪推で不倫を疑われ自宅は大騒ぎとなった。言い訳無用の状況であり、しばらくは自宅への帰宅が困難となった。極力同居人と顔を合わせないようにするため、しばらくは最終電車で帰宅して始発で出勤する生活となった。毎晩飲み屋で時間をつぶすのは身体が持たないので、どこか自由に過ごせる所を探していた時にこの人と会った。こちらの事情は理解している様子で、自宅で時間を過ごすように言ってきたが、終電で帰宅するとして、そうするより他の選択肢は無いように思った。こうして三ヶ月ほどが過ぎた頃、寝すぎて終電を逃してしまったことがあった。翌日は祝日だったので、そこに泊まっても会社には問題がなかったので、あきらめて夜を過ごすことにした。一組しかない布団に二人で入れば、そうなることは想像のとおり。しかし、ためらいがちに口付けると、にわかに全身がわなわなと震え始める始末で、即座に未経験者だと理解した。まだ固い胸と股間を愛撫しても女性の柔らかさはみじんも感じられず、全身が熟す前の青いトマトのような印象を持った。これはやばい、ここで止めるべきだと思ったが、早く子種を頂戴と言われて理性が吹き飛んでしまった。固い扉を破って侵入したが、満足感はゼロ。そうした経験はないが、未熟な子供を抱いているように感じた。その後もマグロ状態のこの人の中へ白濁したものを噴出させたが、何度試みても受精には至らなかった。
やがて、この人は同じサークルの人と結婚して念願の児をもうけたが、この人のY染色体に異常があったようだった。時間がかかったが、私は問題なく自宅に帰れるようになった。