日本と比べるとイギリスの家は古いものが多いです。築100年以上の家もそれほど珍しくはありません。
そして、西岸海洋性気候のイギリスの夏は涼しく、「暑い!」という日は通常は年に数日しかありません。湿度は高いのかもしれませんが、ジメジメ感はなく快適です。
ですので、クーラーのない家が多いです。うちは扇風機だけで過ごしていますが、クーラーを買おうとは思いませんでした。
それに対して冬は寒いです。11月くらいから水たまりが凍ります。
暖房に関してはセントラルヒーティングが導入されている家が多いのではないでしょうか。ボイラでお湯を沸かして、そのお湯を配管を通じで家中にまわして、家全体を暖めているようです。電気の暖房器具が各部屋にあるという家もちょくちょくあるようですが。
9月から10月の寒くなり始める時期には、イギリス中で一斉にセントラルヒーティングが使われ始めるそうです。そして前述の通りイギリスの家の多くは古く、配管も古いので、数ヶ月ぶりに使い始めた配管の水漏れなどで暖房の修理や調節が必要になるらしく、その時期はガス屋や配管工などが大忙しのようです。
また、古い田舎の家では今でも薪を暖炉で燃やしているところもあるみたいです。

そして、ケンブリッジの家賃は割と高いです。
イギリスではロンドンの次に高いらしいという噂があるくらいです。
日本で言う1DKのところに普通に住もうとすると、700-1000ポンドくらいします。(こっちでは確か1 bed roomとかいうのかな)
1ポンドは今は150円くらいですが、数年前は250円だったので、換算すると1DKが10-25万円くらいです。
金額的には日本で言うと東京かそれ以上の感じではないでしょうか?ケンブリッジは人口約15万人の小さな街なのにです。
ロンドンではもっと高いらしいですから、恐ろしい限りです。
そんなわけで、大学生、院生、ポスドクで一人身の人は、4 bed roomsくらいの割と大きな家を数人で借りて、一人一部屋ずつシェアして住んでます。そうすると家賃が300-500ポンド/月でいけるそうです。キッチンや風呂やトイレが共同ではありますが。

長くなってしまいましたので、本題の「ケンブリッジでどうやって家を探すのか?」については次回にしたいと思います。
では、実験の待ち時間なので、さっそく、わりと役に立ちそうなことを書いてみます!
海外送金なんてどうでしょうか。これはなかなか悩み深くないですか?

まず、日本からイギリスに送るのに関しては、ネットで検索するといろいろと出てくると思います。
手数料は多少違いますが、普通の日本の銀行からイギリスの銀行に送れると思います。
ちなみにぼくは、銀行ー銀行間の送金はしませんでした(ので詳しいことは実はあまり知りません)。渡英時にはまだイギリス側の銀行の口座を持ってなかったので。
当時は日本のシティバンクでトラベラーズチェックを作りました。トラベラーズチェックの話はやや長くなるような気がするので、また今度書きます(とメモ)。

逆の、イギリスから日本への送金の方を最近がんばって調べています。(こちらはネットで検索かけてもあまり情報が見つかりません)
方法としてはいろいろあるようですが(裸現金を腹巻きに突っ込んで飛行機に搭乗するとか?)、それなりの金額ならば銀行ー銀行間の送金が割と安全なのかなと思います。
そして、送金時にポンドから円に両替も同時におこなうか、ポンドのままで日本の銀行に送金するかの2通りがあるようです。

現在は歴史的なかなりの円高ポンド安なので、現時点ではポンドから円に換金したくありません。
1ポンド200円くらいまでは数年以内に戻ると何となく予想しているので、円への換金はもうちょっとまちたいと思っています。
(今1万ポンドを円にすると140-150万ですが200円のときにすれば200万になりますからね!)

で、ポンドを日本へ送金するためには、まず、日本の銀行で外貨の口座を持つ必要があります。
シティバンク、新生銀行がマルチマネー口座とかいうのを持てて、円以外でも入金可能です。あとソニー銀行あたりもできるような気がします。(日本の銀行口座は日本にいるときじゃないと開設できないと思います)
送金と同時にポンドから円に両替をするなら、普通の銀行口座でいけると思います。多分。

イギリスの送金側は、HSBCがいいんじゃないでしょうか。
現時点では、HSBCならインターネットバンキングで海外送金が可能なので。
さらに手数料も17ポンドと、割とお安いようです(中継先(多分HSBCの日本の支店?)でも3000円くらいの手数料がいるみたいだけど)。
振込に必要な情報は、振込先の名前と住所とポンド口座の番号と、BIC(SWIFT codeと多分同じで、CITIJPJT)です。
(まだ送ってませんが、あといっこボタンを押したら送れるところまでは試しました)

UKのシティバンクやBarclaysでも海外送金できるようですが、テレフォンバンキングで、オペレーターに英語で指示しないといけないようです。個人的にはこれはちょっとヤだな。。。
UKのシティバンクから日本のシティバンクに送金する際には25ポンドの手数料のみぽいですが。

それかもしUKにいる間に送金するなら、各銀行の支店に行くとより確実かもしれません。
通常はUKの銀行口座の方が利率が良いような気はしますが。
HSBCの窓口経由で日本へ送金したひとのブログ記事↓
http://blog.livedoor.jp/s_cerevisiae/archives/50535261.html

その他には、「為替屋」というものがあるようです。
http://kawaseya.googlepages.com/
イギリスでポンドを「為替屋」に入金して、日本の銀行に円で入金してもらうようです。
日本のシティバンクと比べると、両替のスプレッドがやや大きいみたいですが、2000ポンド以上送る場合には手数料無料とも。場合によってはこういうのもいいのかもしれません。

あと、海外送金をせずに、ポンドをイギリスの銀行に残して行くという手もあると思います。
UKの銀行のデビットカードは、日本でクレジットカードのように使えるみたいです。
2年くらい前なんですが、ケンブリッジにやってきました。
今は、帰国の予定もなんとなく決まりつつあったりもする状況です。

海外生活の記録として日記を書こうと思いつつ、、、何もしないまま今になっちゃいました。
いまさらだけど書いてみるか。というわけで始めてみます。

これから渡英する方とかに役に立ちそうな情報など、思いついたら書いていこうと思います。

ではよろしくー。