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うまがいて ひとがいて うまがいる

日常の出来事や馬について、その他いろんなことをメモのように書き続けるブログです

キズナ

いわずとしれた第80回日本ダービー優勝馬。
不調が続いた武豊騎手を背に、大外一閃。
エピファネイアとの接戦をものにした彼は、フランスへ渡り、海外の一流馬と互角以上に戦った。

私は昨年の京都新聞杯でキズナを生で初めて見た。
年末のラジオNIKKEIで3着、年が明けて弥生賞で5着と敗れ、皐月賞にコマを進めることができなかった彼が、ダービーに目標を設定した後、毎日杯でガイヤースヴェルト以下を下し、ここにコマを進めてきたのだ。

単勝オッズは1.4倍。道中最後方から競馬を進めたキズナは、他馬を全く寄せ付けず快勝。シンネンを軸にしていた私をあざ笑うかのような勝利に度肝を抜かれた。

そんなキズナを約一年ぶりにみれる機会が訪れた。天皇賞(春)である。

ご存じのとおり、そこでキズナは4着に敗れた。それどころか、ホッコーブレーヴに後ろから差されたのだ。敗戦直後は敗因を鞍上に求めたり、距離に求めたりする声が多かった。

京都新聞杯からこの天皇賞の間までに、正直私はキズナのことがそれほど好きではなくなっていた。
なぜなら、この間にキズナの報道が増えており、父ディープインパクトとの比較等が行われることが多くなったからだ。

それまでのキズナは、良くも悪くも日本ダービーを勝ち、武豊にダービー5勝目を贈った名馬でしかなかった。
それが今では、父ディープに似てきているキズナ、父のように飛ぶ馬になるか、などと、まるで父の後を追いかけるような、さらに言ってしまえば父のコピー、代わりになっていくように求められているように感じてしまったのだ。

もちろん馬に罪はない。どんなことを思っていようが、ただただレースに出走し、精一杯走っている。
競馬はロマンだと考える人も多い。「ダービー馬からダービー馬を」ということばもあるように、キズナにディープインパクトの姿を移す人も多いだろう。現に、私もロマン派である。
ただ、こうした報道を聞いているうちに、キズナを1頭の馬としてというより、ディープの夢を受け継いだ馬としてみてしまうようになってきた。
それが、「親の期待を一身に受けて良いことして育つことを余儀なくされた良家の息子」の姿に重なったのだ。

そして天皇賞での敗戦。敗因を探ることば。キズナの敗戦を嘆く競馬ファン。
なんとなく、父ルドルフの跡を追うように駆けたものの、骨折や惨敗を繰り返したトウカイテイオーの姿が重なった。
テイオーも、途中まではルドルフの跡を追うように走っており、あまり好きではなかった。
しかし敗戦や休養を繰り返すうちに、テイオーに完ぺきを求める声は消えていった。最後には奇跡という、天才とは程遠い歓声を送られ、ルドルフとは全く違う路線で、「名馬」になった。

キズナにも、テイオーのように、父とはまた別の「名馬」として後世に名を残していってほしいと感じる。

キズナは大仙ヒルズで休養中であり、主戦騎手武豊も骨折休養中。
武豊ファンの私の祖母も競馬観戦は一時中断し、土日にグリーンチャンネルをかけることも少なくなった夏であるが、私の夏競馬はこれからである。

かなり長い間放置しておりました。

研究等に時間を取られて、ブログどころか馬に関わる時間すらとれなかったことが要因ですが、すこし時間ができたので、久しぶりに更新することにしました。

今週の競馬はきっちり参戦予定です。
流星社が出した本『「あの馬は今?」ガイド 2000―2001』をパラパラと呼んでいたら、面白い記事を見つけたので紹介したいと思う。

そこには生前のサンデーサイレンスとメジロマックイーンのほほえましいエピソードが書かれている。

   「サンデーは、ある1頭の芦毛の牡馬になみなみならぬ感情を抱いているのだ。そのお相手はメジロマックイーン。・・・中略・・・マックのパドックとサンデーのパドックの間の通路に入って行こうとしたとき、いきなりスゴイ音がした。記者に向かってマックとサンデーが通路越しに併せ馬をしながら突進してきた。しかも、端まで来ると折り返して走っていく。・・・中略・・・それ以来、いろいろな方法でマックの気をひこうとするサンデーの姿をたびたび見かけ、笑わせてもらっている。(2000, p.30)

あのサンデーからは想像もつかないようなかわいらしい話である。

しかも、見学台が移動された時、トウカイテイオーとメジロマックイーンのパドックも移動を検討されたが、サンデーがさびしくなるだろうという配慮で、トウカイテイオーは移動したが、マックは移動を見送ったというエピソードも書かれている。


これほどまでにラブラブ?だった(とはいってもマックのほうはくるならくれば?的な態度だったらしいが)2頭の子どもが生み出した仔が、いわゆるステマ(ステイゴールド×母父マックイーン)配合となり、大爆発をみせている。

オルフェーブルやゴールドシップをはじめ、これからも活躍しそうな馬が大勢いる。(自分としては、母ディアジーナに期待しているのだが・・・)


ともかく、なぜステイゴールドと母父マックがこれだけ走るかという答えを、このようなおじいちゃんたちの熱い愛情?友情?エピソードに夢見るのも悪くないと思った次第である。
お久しぶりです。

先週は京都行ってきました。キズナ強かったですね。ダービーも頑張ってくれそうです。

NHKマイルCはマイネルホウオウでしたね。朝からトラストトゲピーの家系の馬が勝ったりしてたので、カシノピカチュウあるかと思いましたが、まさかホウオウのほうとは・・・
父はスズカフェニックス。朝日杯、皐月賞覇者ロゴタイプの父はローエングリンでした。

良血かそうでないかはおいといて、いわゆる一流どころではない父から、3歳GI覇者が出てくるのも楽しいですね。


週中にはコディーノの乗り替わりも判明しました。思えば昨年の札幌2歳Sは、コディーノ、マイネルホウオウ、そしてロゴタイプがそろって出走していました(コディーノ1着、ロゴタイプ4着、マイネル9着)。
今年の2歳馬にも期待しつつ、はやくも夏競馬に思いをはせてしまった私でした。

WIN5はキャリーオーバーでしたね。約5億ですか。

OP特別が2つにGIが1つ含む5R。勝負の分かれ目は3R目の新潟と踏んでいます。