「かほり。この後、ヒマ?」
って、突然開催されることになった女子会
久しぶりのメンツだけど
瞬時にその場で、会話に花が咲いたぽってりフラワー

楽しかったなぁ〜、でも…




珍しく食べすぎて
ちょっと重くなった体を走らせつつ
昨日感じた、違和感の正体を考えていた





昨日の参加者は私と、あと2人

みんな、それぞれ色々あるんだな と思った


話を聞けたのは本当に嬉しかった




だけどね

私、あんま正直に話せてないなと思ったの

様子見、様子見しながら話してた





彼のこと、大事なのに

どうしてか無関心な素振りばかりしてる

すっごく大事にされてるのに

そこへの感謝を、微塵も見せられなかった


なんでか、できなかった


どうでもいい人みたいな扱いで

実際、彼にだってそんな事したくもないのに

嘘を吐くみたいな気持ち悪さを感じてた






正直に、

口をモゴモゴさせながら、

でも、きちんと自分の言葉で、

心から「彼のことが好き」って伝えたかった


高校で一番仲良かった人たちだから

そんな自分だろうと偽らずにいたかった









なんて言えば良いんだろう…


「私、これが良い。これが欲しい」

みたいな自分をずっとなかったことにしてた

今だってやっぱりそう感じるけど、

地べたでひっくり返って癇癪起こして泣き喚く子ってイメージがその言葉にはある



それがどうしてか

「彼のことが好き」って言う姿と繋がる





だから言えなかった





違和感を抱くほど

そんなに言いたかったはずなのにね

次は言えるかな? やっぱり言いたいな


地べたにひっくり返って泣き喚いても良い

恥ずかしくても、格好悪くても

「彼のことが好き」って言いたいよね



だってそれが、私の本音

だったら友だちにだって偽りたくない


友だちのことも大事なんだもんニコニコ




かほり。