【中朝国境】中国人が楽しむ「人間サファリ」


中華思想とはもともと漢民族の思想であり、他民族は西夷(せいい)→東夷(とうい) →南蛮 →北狄(ほくてき)と鳥や獣を表す蔑称で呼んでいたように、朝鮮民族も漢民族と同じ人間として見なしていない。
劣位にある民族に対しては王様が奴隷に接するように振る舞い、人を人とも思わないような扱いをするのが漢民族だ。

こんな中国が台頭してきた時代だからこそ、これからは皇室の存在がより意義を持つもつようになる。
中国がチベットや朝鮮半島、沖縄といった周辺国を自国の領土と主張するのはかつて朝貢していたことを根拠にしている。
朝貢国は臣下の礼を取っており、属国だったからだ。
その中で歴史的にアジアで中国と対等に渡り合ってきたのは日本くらいなもの。
対等外交のその中心的な位置をしめるのが天皇陛下と皇室の存在だ。
今後も歴史を政治外交に利用する中国と対等に渡りあっていくためには天皇陛下と皇室の権威を守っていくことが絶対不可欠だ。
ほとんどの日本人は自覚していないが、皇室の権威がどれほど日本の経済や安全保障に影響を及ぼしているか、それは凄まじいものがある。
昭和天皇が崩御された時には164の国と地域の首脳や代表が葬儀に参列し、天皇両陛下がアメリカに訪問すれば大統領自らが敬礼をもって出迎え、中国への訪問では加級の待遇で迎得られる。
バルト三国に訪問された時は地元の国民が涙を流しながら迎えられるくらい熱烈に歓迎された。
カトリックの法王が各国を訪問される時は、その国の国家元首が自ら出迎えるが、日本に訪問されるときは法王自らが皇居に出向かれる。
どこぞの国の酋長とは扱われ方が全く違うのが日本の皇室であり、天皇皇后両陛下なのだ。
天安門事件の時、中国が国際社会から復帰することが出来たのも皇室の訪中のお陰であり、その権威の影響力を十分知り尽くしているからこそ、中共は皇室の悪口を表立って言うことはない。
ただし、そんな皇室の存在が疎ましく思っている国が中国であり、アメリカだ。
この両国がスーパーパワーを持ちえても、権威だけは決してもち得ないからだ。
Kの国も疎ましく捉えているようだが、馬鹿だから、感情的になって「日王」などと恥ずかしい呼び方をしている。
日本が中国に飲み込まれないためには皇室の存在意義を今以上に日本人一人一人が自覚しなければならない。