糾明委、第2期親日反民族行為者202人選定
(朝鮮日報 2007/09/18) 

  

 大統領直属の国家機関「親日反民族行為真相糾明委員会」(委員長・成大慶前成均館大教授、以下「糾明委」)は17日、代表的な親日派に挙げられる宋秉(ソン・ビョンジュン)ら202人を、第2期(1919‐37年)親日反民族行為者として選定した。糾明委は、「1919年の3・1運動勃発から1937年の日中戦争開戦までの日帝強占中期において、主導的に親日反民族行為を行った者を中心に選定した」と語った。

 今回選定された第2期親日反民族行為者名簿には、「乙巳五賊」(1905年の第2次日韓協約・乙巳保護条約に賛成した5人の大臣のこと)の一人である李址鎔(イ・ジヨン)、訓練隊第2大隊長・全羅北道長官だったイ・ドゥファンらが含まれている。宋秉(ソン・ビョンジュン)は旧韓末の1907年、李完用(イ・ワンヨン)内閣で農商工部大臣、内務大臣などを歴任し、日本に対し韓国の国権接収を要請し、韓日合併(日韓併合)の請願書を提出した。このほか伊藤博文の養女となり、密偵の役割と独立闘士の逮捕に走り回ったペ・ジョンジャ、王族(荘獻世子のやしゃご)イ・ミョンソ、売国公債の発行に金を出し侯爵の爵位を受けた李載覚(イ・ジェガク)、伊藤博文暗殺後に謝罪団として日本に渡り葬儀に参加した朴齊斌(パク・ジェビン)らも選定された。この決定に対して異議がある直系卑属または利害関係人は、官報の公告日から74日以内に、親日反民族行為真相糾明委員会に書面で異議申請を行うことができる。

 糾明委は、昨年12月に李完用ら第1期(1904‐19年)親日反民族行為者106人の名簿を確定させ、大統領官邸と国会に報告した。第3期(1937‐45年)名簿は、来年下半期に発表される予定。第1、第2期名簿は、糾明委のホームページで確認することができる。

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