先日、娘が高校合格祝いに都会に連れて行って欲しいと要求。

当たり前のように帰省していた息子も「兄ちゃんも行きたい!」と参加を申し出たが「アカン。女子会やから母ちゃんと二人で行くの」と瞬殺。

 

最寄り駅まで車で行って(バスで駅まで行くと二人で千円超える)安い駐車場に止めても電車代が二人分となると直接現地まで車で行った方が安くなる!と旦那に車での遠出を打診。

 

都会に行くと交通量も多くて、危ない運転の車も沢山で事故にでもあったらどうするの?と旦那は渋い顔ガーン とっても心配性なのです。

 

何とか、頼み込んで車での移動を捥ぎ取った。いつもは、近場の買い物か実家への道しか運転しないので旦那は最後まで心配そうに何度も道順を確認して、「困った事があったら、すぐに電話するように」と言う。分かってるってばっっ!

 

高速は降りる場所を間違えたら、全然分からない場所に出るから高速は使わずに一般道で行くように旦那が言うので、一般道でナビを設定。さぁ!行きますわよぉぉチュー

 

出発から40分後。通り過ぎた緑の看板を振り返った娘が不安そうに言う。「今…料金所って書いてたけど…大丈夫なん?ショボーン

 

ちょい前にも娘が通り過ぎた緑の看板を振り返って「高速って書いてたけど、いけるん?」と言ったけれど、そのまま直進。だって、ナビが「分岐を右です。」って言ったんだもん。オレはナビを信じるっ照れ

 

が、ほどなく料金所に到着。「料金1070円です」のおっちゃんの声に慌てて財布あせる財布あせる

この時点で、電車代を超えてしまった…アレッ?

 

教習所で乗った以外、私の運転で高速に乗ったのは初めて。キャー高速初記念日~!と、もはや笑うしかない私に娘が「笑い事ちゃうやんムキーどうすんの?なぁ?どうすんの?どこ行くの?出口どこ?はよぉ降りんとアカンやん」と激怒。

 

でもさぁ、せっかく1070円も払ったんやから元が取れるくらいまで走った方がいいんじゃね?の私の言葉に娘、ヒートアップムキー

「はぁぁぁむかっなに言うてんのっっムキー そんなんして、また料金所に着いたらお金払わんとアカンねんでムキー今すぐ降りてっっ」

 

そんな中、一本道の高速なのにナビの「左に曲がります」なアナウンス。どこ?

 

ちなみに、これが息子だったら「行けるとこまで行ってもええんちゃう。1070円の元は取ろうや」くらいは言える。たとえそれで大阪を超えて神戸まで行ってしまっても「スゲェ」と笑えるくらいにはのんき。

 

娘が目ざとく出口の看板を見つけて、降りろとうるさいので降りてみる。そこから何度かナビに騙されながらも、目的地に到着。

 

旦那に到着したら必ず電話をするように言われていたので連絡。「遅かったから心配してたけど、何もなかった?」の言葉に「安全運転でゆっくり行ったから」と即答。何も問題は起きていませんよ?

今後の行動に制限が掛かる可能性があるので、間違って高速に乗ったなんて口が裂けても言いません。

 

目的地では娘が以前、友達と入った美味しいカフェに案内してくれて、そこで娘のお薦めランチで舌鼓。パンがフカフカで美味しかった照れ

 

それから、ウロウロとお店を見て回ってお留守番の旦那や息子にお土産を買って、またお茶をしてニコニコ 娘も「母ちゃんと女子会、オモシロイわぁ。また来ような」と笑う。良かった。

 

帰りは出口が二つで、どっちの方向に帰ればいいのかよく分からなかったけどナビが何とかしてくれるだろうと、発進。

 

娘が「こっちでいいん?四天王寺方面で合ってんの?」と聞くので「分からんけど、右ぃ」と返事をしたら「なんで右?」と聞くので「右利きやから」と適当に出口を決めた事を話せば、娘激怒。着火が半端なく早い。

 

すかさず娘が旦那に電話して「母ちゃんが、四天王寺方面の出口に行こうとしてるんやけど合ってる?うん、うん、もう一個は阿倍野方面」と出口の確認。おもむろに旦那の指示で娘の携帯をスピーカーに変更。携帯から旦那の焦った声が聞こえる。「アカンでっっあせる四天王寺は反対方向やで。阿倍野!阿倍野方面に行ってガーン」 

焦ってる。焦ってる。でも、ゴメンもう出口でちゃったヨ。娘が「母ちゃん、そんまま出口でよったぁぁ」と騒いでいるけど、車は急に止まれない。え?先に出口を確認しとけって?だから、発進前に右って決めてたやん!

 

ナビの案内でグルっと回って自宅方面へ。帰り道は、娘が緑の看板に過敏に反応。「高速って書いてるで。そっち行ったらアカンで。見えてる?緑の看板っっ」とうるさいの何のって。

それでも、女子二人でワイワイと色んな事に話の花を咲かせて楽しく帰宅。

 

あれほど車の中では「もう母ちゃん、ありえへん!信じられへんわ」とご立腹だったけれど振り返ってみれば楽しかったらしく「また、母ちゃんと二人で遊びんに行きたい」と言ってくれた照れ 

 

が、ウィンドウショッピングは過酷であった。すんごい歩かされたよ。若いっていいねぇ…もう、母ちゃん息切れしちゃう。