高校受験生の娘が、あれこれ考えて志望校を決めた。
当初は、近くの高校を志望していたけれど、色々と考えに考えて兄が通っていた高校を受験する事に。

事の他、喜んだのが息子。妹が自分の母校を受験すると聞いて「そうなん!おぉ!そうなんか!うちの高校はいいでぇ」と大喜び。
その日のうちに、お世話になった高校の恩師や後輩たちに「うちの妹が、受験するから宜しくっっ!」と連絡を回すくらいに浮かれまくり。浮かれまくった挙句に、妹から「なぁ 個人情報保護法って知ってる?なぁ」と豆しばとは似ても似つかぬ『ねぇ知ってる?』で、怒られていた。

ちなみに、気のイイ後輩達が、入学式には校門前に剣道部特製の「歓迎!」の横断幕に娘のフルネームを書いて飾ってくれると約束してくれたらしい。目立ちたくない娘が「絶対に、止めさせてっっ!絶対にっっ!」と兄に詰め寄っていた。兄は「えぇぇ!別にいいやんかぁ…」と渋っていたけれど…それからどうなったかは不明。 入学式が楽しみだ!
そして、高校では剣道を続けないで違う部活動に入ると決めている娘と、剣道部に勧誘したい兄の後輩達との攻防が繰り広げられる予定。


最近、オーダー品の飾りにチマチマと編んでいる物↓

 
 
とっても細い糸で編み編み…編み物が苦手な私は四苦八苦。なんせ糸が細い。ミシン糸と変わらない細さで、新しく買った針みたいなレース針も、使って5分で折ってしまった…難しいわぁ…でも、頑張る!きっと可愛い飾りになるのですっっ!



高校へ願書を出しに向かった娘。高校へは、兄が在学中の文化祭の時に一度だけ行っただけ。それも親について行っただけなので道順なんて覚えてない。
朝からソワソワと何度も駅から高校への道順を説明する兄に「いける!大丈夫!知ってる」と塩対応の妹。

昼過ぎから中学校を出発すると聞いていたので、兄はスマホ片手に妹の居場所検索。この居場所検索アプリ。とっても便利。息子が高校時代、寝過ごして他県まで行ってしまうので、息子の居場所特定の為にインストールしていたアプリ。

最寄り駅から高校へは、のんびり歩いて10分程度。
改札を出たら、左に進んで道路を渡って真っ直ぐ進めば高校が見えてくるから!と何度も説明していたけれど、アプリを見ていたら妹は違う方向へ…。道を渡れと言ったのを、直角に道を渡ったので全く違う方向へ進む妹。
兄が慌てて「母ちゃん!みぃが迷子になってる。ちょっと電話してっっ!電話!」と言うので、渋々電話。間違ってたら、そのうち戻ってくるだろうに…ふぅ…そんなに慌てなくったって締切にはまだまだ時間はあるぜ?
兄の慌てぶりに仕方なく電話するけど、出ない妹。カバンの奥深くにしまっているんだろう。なんせ、学校に携帯を持って来てはいけません。の約束をキッチリ守る中3女子は、緊急事態以外は携帯をカバンの奥に入れてマナーモードで仕舞っています。今、自分が緊急事態の迷子になっている自覚はないでしょう。

電話、取らないよ?と言ったら、「どうしよう!?後輩に電話して迎えに行ってもらうか?」と慌てる兄…何だかんだで妹に対してはとても過保護なのです。そして、後輩は君の妹の顔を知らないから迎えにはいけないでしょう?「あぁぁ。みぃの写真、後輩に送っとけば良かったぁぁぁ!」なんて言っているけれど、そんな事したら妹にシバかれるよ?

たどり着かなかったら、そのうち気付いて戻ってくるから、大丈夫だよ。とのほほんとする私とは裏腹に、息子一人がアプリに被りついてハラハラドキドキ。大通りまで歩いた所で、道に迷っているのに気が付いた娘が、道を戻ってウロウロしているうちに無事に高校に到着。無事に願書も出したので、後は合格に向けて勉強の日々!頑張ってぇ!