さよなら0歳 | camomile*days

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2011年6月1日女の子を出産した新米ママcamomileです♪
2009〜10年はドイツの田舎町でのんびり暮らしてました。
娘ちゃんには、おおらかにのんびりと、すくすく育ってもらいたいと思っています。
そんなのんびりのほほんな毎日を綴っていきたいです。

去年の今頃は病院のベッドで悶絶繰り返しておりました。

なかなか進まず、優しい助産師さんが付き添ってくれ、ちょうど陣痛室が私しかいなかったので至れり尽くせりで、足湯してもらったり、足ツボマッサージしてもらったり。


パパも付き添ってくれていたんだけど、パパ用にはベッドがなくて、硬い長椅子とか私の隣で座ったりとかしてウトウトしては起こされ、可哀想だったなぁ。


ちょうど4日からパパは出張で、行くまでに生まれるかどうか!?みたいな感じだったんだけど、朝になっても陣痛の間隔も狭まらないし、子宮口もなかなか開かなくって。


確か6時だったか、7時前かな、促進剤を、勧められたんだけど、夜の間付き添ってくれた助産師さんが、


前回も自力でいけたんですよね!今回も頑張れますよ!
もうちょっとだから!
嫌だったら打たなくてもいいんですよ!


って励ましてくれたこともあったし、まもなく出張いくパパのことも心配で。
今促進剤入れても、出張出るまでに絶対間に合うという保証もないわけで、その時はもうちょっと頑張りますとお断りしたんだったなぁ。


結局パパが行く時間になってしまい、その時はまだ起き上がって歩けたので、廊下までお見送り。
でも話してる途中でも陣痛が来て、イタタタ〜ってなってました。


行ってしまってから心細くなったのもあり、急に痛みが増してベッドに寝たきりに。


そんな時に、産科の?主任みたいな看護師さんが若い女の子連れてすみませーんとやってきて。


実習生つけてもいいですか?っていうお願いでした。
大変な時にそんなこと言われても、はい好きなようにしてくださいって感じで。

まぁ全然嫌な気分にはならなかったので、私でお役に立つならとは思ったんだけどね。


ご主人がいなくなってしまった分、代わりになんでもしますから!!

って、その主任さんと、とっても可愛い実習生に言われ、実際うちわで扇いでもらったり、腰をさすってもらったりしました。


お昼まで頑張ったけど、さすがにもう疲れてきて、陣痛の合間にウトウト眠ってしまう状態。痛くて目が覚めて、おさまるとまた眠って…の繰り返し。


先生とか助産師さんが入れ替わり立ち替わりやってきて何やら相談していて、
お母さんが疲れてきちゃってるのでやはり促進剤をオススメしますと言われ。
もうその時になったら何も気にするものがなかったし、本当に疲れてきてて早く終わりにしたかったのですんなり受け入れ、打ってもらうことに。


ところが!
打ってもらったら!もう!!

痛みが全然違う!
痛すぎる!
どんどんくる!

それなのに、どんどん薬も入れる!
もういいよ!って思うのに、2人がかりで量を確認しながら、どんどん入れる!


促進剤入れてから結局2時間で産まれたんだけど、その2時間が最高に?最悪に??辛かったガーン


ようやく全開になって、分娩台がセットされ、ベビちゃんも出てこようとしてくれたんだけど、ここからがまた!
大きすぎてなかなか出てこない。


もうこれ無理でしょ
って何度も思った。


助産師さんが上手、上手と褒めてくれて、あと一回いきめばいけるよー!っていうのを3回くらい繰り返したわ笑


あと一回って言ったじゃん!と心の中で激しくツッコミ、助産師さんも、ゴメン!嘘ついた!もう一回だ!みたいなこと言ってて笑


もうね、ベビちゃん半分出ている状態で産声あげましたからね。
それには私、もうびっくりしたからね。
え、まだ全部でてないじゃん!って。

足なんてほっそーくなってて、スルって出てくるはずなんじゃないの??ってこれまたツッコミながら。


そうだそうだ、そういえば。
そんな状態の時に私の右側には例の実習生と、それからその付き添いの看護学校の先生がいました笑


その先生がね、おばちゃんなんだけどね、一番アツくなっててね、なぜかめっちゃ汗かいてたなー。お産してるのは私なんですけど笑


で横ですごく励ましてくれたり、声を掛けてくれてたんだけど、ベビちゃんがもう出ますって時に、


我が子の顔、一番に見たいでしょ!
頭上げて!しっかり下見て!!

って何度も言いながら、私の頭を持ち上げて笑


いや、もう、ベッドが斜めだから見えてますから!!

って心の中でツッコミながらも、声に出しては言えず。状況的にも喋れる状態ではなかったし。


で、されるがまま、頭を持ち上げられて、辛い体勢ではあったんだけど、そのおかげで、ベビちゃんが最終的にスルッと取り上げられたその瞬間をしっかりこの目でみることが出来ました!


本当に、赤ちゃんって、ママの方向いて出てくるのね。
感動したなぁ〜。


陣痛に耐える間、私、手すりが握れなくて、手を握らせて下さいって、周りにいる人の手を探してすっごい力で握らせてもらって。
右手は実習生ちゃん、左手もまだ見習いみたいな助産師さんの若い女の人の手を握らせてもらってました。後から考えたら、そんなことしたらその人はお仕事できなくなっちゃうわけで、申し訳ないことしたなーって思いました

しかもすごい力で握ってしまい、それは落ち着いてから何度も謝ったんだけどガーン


色々大変でしたが、
ベビちゃん、もうまもなく1歳です!


あー、なんか
寂しいなぁ。


0歳卒業だなんて。

あかちゃーん!


最近はかなりしっかりしてきて、男子になってきましたよ。



1歳、おめでとう。
産まれてきてくれて、どうもありがとう♡