妊娠が関係しているのかしら。
義両親を迎えるのため、家中の大掃除をしているのに、片づけたところからだんなｻﾝが散らかしていく。
とか。
だんなｻﾝも仕事で疲れて帰ってきているので、マッサージとかしてあげているんだけど、私の方は頼んでもちょっとしかやってくれない。
とか。
普段だったら、まぁいいっか、で済ませちゃうようなどうでもいいコトが、妙に気になってしまったり。
明るく、楽しく、前向きに!!
をモットーに過ごしたいなって思っているのに、もとからあるネガティブ思考がときどきニョキッと顔を出してしまう。
さらに、最近はだんなｻﾝもうつ気味…。
しょっちゅう溜息をついたり、元気がなかったり。
「うつになったらよろしくね。」
なんて言ってきたりする。
そういう姿を見ると、ある程度は我慢できても、ずーーっとになると、こっちにまで暗い気分が伝染してくるし、いらいらも増大してしまう。
結婚前は弱い部分なんて絶対見せなくて、そういうところが好きで結婚したっていうのもあるのに、
家族になると、もちろん弱い部分も見せ合って支え合うことがとっても大事だけれど、
一方ではちょっとがっかりした気持ちになってしまう。
それに、はーぁ、とかうーぅ、とか発声してても、その理由は（自分でもわからないらしいけど）、言わないので、私もどうしたらいいのかわからない。
2年間の比較的のんびりしたドイツ生活から一転して、4月からは日本の職場に戻ることへの心配とか不安が鬱積しているのかな。
ここしばらく、そう思っていたけど、そういえば妊娠関係の本に、パパにもつわりや精神的な波が生じる事も、って書いてあったのを思い出した。
研究によって、妊婦によく見られる出産前の症状の多くを夫も経験する事が明らかになったために、近年"妊娠中”の父親にいっそう注目が集まってきました。
最近のある研究によれば、男性のホルモン量は妻の妊娠期間中と出産後に大きく変化するそうです。
うつも、男性も経験する症状の一つです。
…
妊娠中の軽いうつ-これは出産を待つ父親によく見られ、決まった経過をたどることが多いものです-を振り払う一番の方法は、発散する事です。
奥さんとは率直なコミュニケーションは双方の気分にとってプラスになりますから、毎日決まって話し合うようにしましょう。
また、父親になったばかりの友人、自分の父親などと自分の気持ちについてよく話し合いましょう。
アルコールはやめておきましょう。うつや気分のむらを悪化させかねません。
忙しくしていましょう（ショッピングに一緒に行ったり、子供部屋にペンキを塗ったり、金銭面の手配をしたりして、物心両面で出産に備えます）。
からだを良く動かし、エンドルフィンが分泌されるようにすることも役に立つでしょう。…夕食の前かあと、夜の散歩に出かけてもいいでしょう。
ほかにも、リラクゼーションをはじめ、出産前のうつをわずらう母親にお薦めのアドバイスを試してみるといいでしょう。
（『すべてがわかる 妊娠と出産の本』Ｈ・マーコフ、Ａ・アイゼンバーグ、Ｓ・ハザウェイ より）
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これじゃないかな
本人も、仕事や新生活への不安から来ているのでは、って思っているみたいだから、
これだっていうことがわかれば（もしくは、これだっていうことにすれば）、もっと気持ちが軽くなるかも
というわけで、本のアドバイスを参考に、だんなｻﾝに提案してみました。
るんちゃんとママにとって一番のベビーカーを探してちょうだい
って。
まもなく引越しですぐに買えないので、ちょうどネットで情報収集しようと思っていたんです。帰国したらすぐ買い出しに行けるように。
だから一つはだんなｻﾝにお願いしてみようかと。
そしたら上手くその気になってくれて、さっそくチェックし始めてました。
少しは明るくなったみたいだし。
仕事や新生活の心配って思いこむより、一時的なものって考えることで気分が楽になるといいな
あと100日程度で二人っきりの生活もおしまい。
どうか二人で仲良く、楽しくマタニティライフを送っていかれますように
