今朝の中日新聞の記者さんのコラムです。

ドキュメンタリー映画「みんなの学校」の感想がありました。

今さら感がありますが、やっぱり観た人を惹きつける内容のようです。でもね、当時の木村校長先生は「教育はなまものだからもう今の大空小学校はこの映画の学校とは違います」とおっしゃってました。本当にそう。

私はこの映画を観て、学校って子供のためのものなのに、今の学校はどうなのかな？大人の学校になってないかな？と思ってきました。

我が家のダウン症イケメン息子っちが小学校に入学したときはまだ「特殊教育」でして、「障害児が普通学級に入るなんて犯罪行為だ！」ぐらいの勢いで当時の校長に「追い出し」されてました。まあ居座りましたけどね（爆）これも大人というか先生の事情。

この記事の中にもある「特別支援教育」は全く「インクルーシブ教育」とは異なります。はっきり言って「特殊教育」と何ら変わらないのです。ですが、誤解されてる方々が学校関係者にもおられ・・・・日本の教育は終わったなと。いや障害児教育に関してはまだ「夜明け」すらきていないのではないのか？と思っています。

「多様性」という言葉だけが横行していて、肝心なインクルージョンの思想を置いてきぼりになっていないでしょうか。

「みんなの学校」は「子供たちのための学校」であってほしい。大人の都合で動くことはやめてほしいと切に願います。

学校とは「みんなのがっこう」