何度も書こう書こうと思いながらもずっと躊躇してました。
６月５日に北朝鮮拉致被害者家族の会の代表だった横田滋さんがお亡くなりになりました。
何年か前に確か新大阪の駅でばったり横田ご夫妻とお会いしました。といってもお二人は私を知りませんが、
思わず「横田さん、頑張ってください」と声をかけさせていただきました。
お二人は急いでらしたのに足を止めて丁寧にお辞儀をして「ありがとうございます」とおっしゃいました。
とても品の良いご夫婦だった印象です。
当時、横田めぐみさんのニュースを知ったのは私が何歳だったのでしょう。覚えていませんが、制服姿のめぐみさんの写真がずっと記憶に残っていました。
２００２年、当時私たち家族はボストンに住んでいて、日本の拉致被害者の帰国に関してほとんど知りませんでした。その後は５名の拉致被害者の方たちがメディアに出ることが多くなり、帰国までの日本と北朝鮮とのやり取りなどのドキュメンタリーであったりとだんだん事情がわかってきました。
そしてめぐみさんのお父様である横田滋さんの訃報には本当にショックを受けました。もしかしたら私にも同じようなことが起こったかもしれない、自分の子供達がある日突然・・・とか考えると心臓を掴まれるような感覚に陥ります。
とても悲しい記者会見でした。晩年の滋さんが「めぐみちゃんに会いたい」とおっしゃっている姿は忘れられません。
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