今日は父の七回忌法要でした。
2014年3月、父は膵臓ガンで亡くなりました。
父の命の期限を切られたとき、母が私に自分の真珠のネックレスを差し出し
こう言いました。
「このネックレスの真珠であなたの数珠を作れない![]()
アクセサリーを作るのが得意なあなたなら作れると思うんだけど…
」
恥ずかしながら、私はいい年になってもお粗末な数珠を使い続けていました![]()
(通っていた仏教系の幼稚園の卒園式でもらったモノです![]()
)
父の死を目前に控え、この機会にと母は思ったのかもしれません。
(いや、見るに見かねたという方が正しいかも…
)
私の誕生石でもある大好きな真珠![]()
「よし
やってみるか![]()
」
ネットで作り方を調べ、材料を調達し、何とか完成させることができました![]()
同じく6月の誕生石でもあるムーンストーンと、数珠にはふさわしい水晶を
合わせて、自分的には上品な雰囲気の数珠になったかなと思っています![]()
父を送り出す覚悟の上に、母が愛用していた真珠のネックレスから自分自身で
作ることになった数珠ですが、改めて今日手にして、その当時の様々な想いや
限られた時間での初めての数珠作りに必死になった自分が蘇りました![]()
これは、母の想いと私の父に対する想いが込められたモノ・・・
「世界でたったひとつの数珠
」
なんだなぁ…と、改めて実感した想いでした![]()
父の死以降ずっとこの数珠を使っているのですが、思いのほかたくさんの方に
数珠について尋ねられるのが多いことに少し驚きました![]()
なかなか自分の好きなように数珠をオーダーメイドで作ったり、既製品で好みの
モノを見つけたりというのは簡単ではないようで(数珠を購入する機会は人生で
そうそう何度もあることではないですが
)、自作の数珠を持つようになってから
「私にも数珠を作ってくれない
」と、製作を依頼される機会が多くなったのが
意外でした
(加えて、親戚からは数珠の”修理”依頼が増えました
)
結果的に数珠作りのきっかけは父の死ということになりますが、たぶんそのきっかけが
なければ自分で数珠を作るという考えに至ることはなかっただろうと思います。
数珠の製作は、「うれしい」というより「有難い」と思って頂ける要素の方が大きいな
というのが実感です。
「数珠」という、ある意味”信仰”に関わる部分も併せ持つモノですが、数珠の製作に
携われる機会がこれからも与えられた際には、数珠を持つ方の想いにできる限り
寄り添える自分でありたいなと思います![]()
その方にとっての「世界でたったひとつの数珠
」ですから![]()
Amities, Camille![]()
P.S.
当時、同じく母のローズクーオーツのネックレスで妹の数珠も作りました![]()
(石の色が白っぽく見えますが実際は淡いピンクい色です。妹の希望で紫色の
アメジストを合わせました
同様に、ふさも紫色にしました)














