バカにするな!バカにするな!でも、これが今の私の限界なんだよ。 | アドラー心理学×介護 で 目指せ‼︎!明るい介護生活!〜介護は辛いの常識にしばられていませんか?〜

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アルツハイマー型認知症の母を自宅で介護中!
介護に活かすアドラー心理学などをお伝えしてます。



今日はデイサービスがお休み。

病院へ。
 
その間に、

2回ほど

バカにするな!と言わせてしまった。

以前だったらこちらもカーッとなり…

ってパターンだったけど、

最近、

もう1人の私を連れて歩いてるので

大丈夫。

(幽体離脱か?)

ひとりっこで

ひとり遊びが好きだった私のくせ?

(そのあたりは、またゆっくり…。)


お話しもどします。

病院までの道、歩いて10分。

足下を見ながらじゃないと歩けない。

そうすると、前を見られない。

車や自転車に気づかない。

そんな時に母の腕をふととる私。

で、前から…自転車きてるよ

と声をかけたら、

バカにするな、そのくらいわかってる!

と言って小走りで先に行ってしまった。

その後は…

トイレでトイレットペーパーを

大量に仕入れようとしているので、

そのくらいにしたら?

と声をかけてしまった。

その途端、何かを蹴りながら

バカにしやがって、バカにしやがって!

と地団駄を踏んでいる。

どっちも…やっちゃったよね〜。

でも、切り替え切り替え!

こちらは、何事もなかったように!

これが、実はとても難しいこと。

ま、いいか〜が、合言葉。

これが今の私の限界だ。


介護が始まったばかりの私は、

母の見える言葉と態度に振り回され…

毎日、イライラ怒ったり泣いたり…

虚無感にとらわれて動けなくなったり。

それも仕方ないこと。

親のそのような姿は見たくない。

そして、関係がうまくいってなければ、

余計嫌なことも多い。

時間が経ってきた今は…

もう、目の前の人と生きるしかない。

ということだけ。


これは、岸見一郎さんの

介護のためのアドラー心理学入門

に書いてあったこと。
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岸見一郎さんのお父さまも、

アルツハイマーだったそうで、

介護の経験がある。

だからか、一見厳しくみえる文章も

今では本当に理解できるし、

アドラーはゆりかごから墓場まで

有効なんだとつくづく感じる。

アドラー的に考えると

私が母の仲間になること。

子育ての目標と同じ!

完璧を捨て

時々、失敗するし…

不完全だけど、

それをまるっと受け入れ許し

明日は今日よりも少し良い私になろう。

そんな感じでいいのかと思う。

母が対等であるなら、

そのような声のかけ方

接し方があるのだ。

明日は、もう少しよい関係に!



岸見一郎さんの本は

ぜひ、介護が始まる前に読んで欲しい。

介護始めたばかりの頃には、

少し刺激が強いから…。

一度読んでいると、

きっと介護が始まった時に

ふと思い出し、

楽になることもたくさんあるはず。


もし、介護始めたばかりで

辛い時は

よかったら、私と勇気づけを学びながら

一緒に読んでみませんか?