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前作『大日本人』で映画でもお笑い路線で行くことを宣言した松本人志。

彼の第二作『しんぼる』を観てきた。


前作のどんでん返しで深く傷ついたので、どんなオチが来ようと驚かない意気込みで観た。

同じどんでん返しのパターンでは来ないだろうと思っていたが、やはりそれはなく謎を残すような終わり方だった。


「修行」の部屋から「実践」の部屋に移動してだんだん仙人みたいな髭面になった主人公を見て、俗に言う笑いの神の物語なんだなと思った。

「修行」の部屋で笑いのパターンを体験して、「実践」の部屋で実社会に影響を及ぼしていくといった風だった。


昔ごっつでやってたトカゲのおっさんと似た雰囲気をもった作品だった。

「実践」の最後の方は70歳になった孔子みたいなものか。


映画でお笑いをやると言っているのに笑える映画にならないあたりに、監督の世界は私とはかなり離れているんだろうなと感じた。
ダウンタウンDXくらいが私には丁度良い。ガキの使いでも時々離れて感じることがある。


映画館でかわいいものを発見。
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cameratteのブログ-赤い指

東野圭吾『赤い指』が文庫になったので購入。

タイトルは禍々しさを感じさせる。


加賀恭一郎シリーズであり、今回も加賀の頑固さは散りばめられてる。

『私が彼を殺した』『悪意』など実験的な試みがされることがあるシリーズだが今作はそういったことは無し。


老人介護問題をとりあつかいつつ娯楽小説にしているあたりが作者らしい。

加害少年の両親(特に母親)の社会観は『手紙』『さまよう刃』に通じるものがある。


加害少年の内部に迫らない点も『さまよう刃』と同じ。

そういったコドモとは作者は相通じるものがないからなのであろう。


凶悪少年犯罪を取り上げるときは今後もこのスタンスで行くつもりではないか。

多くの東野作品が映像化される中、加賀シリーズが映像化されていない(多分)のはイメージの定着をされたくないからか。

浅黒くて彫りが深い顔ってことなので私なんかは羽賀研二を想起してしまう。


名前が似ているからだよなあ。


7/29にSIGMA DP1をネットで購入。

夏フェスに備えて。


Kiss XやE-410もあるが軽い小さいに越したことはない。

発売になったEP-1にも心惹かれたが予算オーバー。


1年前の発売時には9万以上していたDP1だが、1年経ったことやDP-2&EP-1の発売もあってか4.2万弱で買えた。


デジカメ歴2年程度だが、性能が1年で劇的に変わることはなさそうなので今後は発売1年以上経って安くなったカメラを買うようにしよう。

今のところ次の狙いはE-620かD90。


D90は中級器だから大きく値崩れすることはないかもしれないが、入門機の位置づけのE-620なら期待がもてそうだ。


届いたDP1持ったら軽い軽い。

レンズ保護のためフードも購入。



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フードがない方が携帯性は遙かにいいのだが精神衛生上よくないので取り付けた。

まあしゃーない。