これ読んだのは2回目やけど、とても面白いし好き。荻原浩はユーモアが売りらしいですが、これも全開やった。

元バンドマンで肩に狼のタトゥーをした主人公が食品メーカーのお客様相談室で働く話。所々で恋人の事を思い出しているシーンが浸みる。
一緒に働いてる先輩達も良い味出しまくってる。やかりに来たヤクザを仲間と追い返す話は笑った。

会社のどうしようもない駄目さがしっかりと書かれているから、ラストの主人公の独壇場が気持ち良かった。ちょっとサラリーマン金太郎的なノリがあるけど。あんまりサラリーマン金太郎知らんけど。

大富豪で言ったら13。
背表紙にマジに書いてる「最後から二行目(絶対に先に読まないで!)」
が気になったから読んだ。確かに最後ゾワゾワっときて混乱して、その後「あーなるほど」って読後感はなかなか興奮した。

・・・防備録やのにネタバレ考えて全然具体的に書けへんとか何これ。

背表紙に「必ず二回読みたくなる」とも書いてるけど、僕は別に読みたくなりませんでした。
感想としては、遠距離恋愛って面倒臭そうと思った。
大富豪で言ったら6。
せっかくなので覚えてる範囲で遡って書く。

自殺で死んだ幽霊が、49日間で自殺志願者100人を止める様に神様に言われて頑張る話。
テーマは自殺と鬱病。自殺しようとしてる人の殆どが鬱病で、病院に行く様に説得できれば1カウントっていうのはなんつーかちょっとさぁ、と思った。罰ゲームで椅子回されてるの見てるのと同じ様な気持ちになった。
あと、基本的な救助方法が声掛けっていうのもガッカリした。何かもっとアイテムとか特殊能力的な物期待してた。

著者の高野さんが「自殺するくらいならまず病院へ行け!」って伝えたいんやろうなという事は感じた。実際これ幽霊達が何回も言う。

テーマは重いけど、話自体は割と軽快に進んで行く。なんせ100人を助けるから。けど600近く有る殆どのページに鬱病とか自殺っていうワードが並んでるのを読んでるとちょっとしんどかった。

あと表紙が凄く青い。

大富豪で言ったら7。