旅の朝は早起きが得。朝日が出るか出ないかのうちに起きる。でも、本当は毎夜のナイト・マーケットで、睡眠時間を削るばかりでちょっときつい(笑)。
街の中にユネスコのマークはたくさん刻まれている。世界遺産、街ごと。そんな朝のお散歩、贅沢だ。
メコン川だけでなく、街の裏手にあるカン川(ナム・カン)の風景もたまらなくいい。この写真の右側にかろうじて見えるぼろい竹の橋を渡ってみる。
朝つゆに濡れた野の花や草の香りの中、トコトコ歩く。目の前に広がる川の風景、素朴で味わい深い。
このバンブー・ブリッジ、有料(笑)。微々たるお金だけど、近くの小屋のおばちゃんがしっかりと徴収している、たぶん観光客だけから(笑)。でもどうしたって修復の必要な橋だもの、喜んでお支払。
ギシギシ音がして、ちょっと沈んで、なんだか結構スリル満点な橋渡り(笑)。雨季はこの橋なくなるんだそう。そうだよなー、結構川幅あるもの、水が増したら・・・・・怖ーい。
渡りきって眺めてみると、やっぱりかなり危ない橋(笑)。もう帰りは渡りたくない(笑)。行きはよいよい、帰りは怖い~♪。
どんどん村の中を歩いていくと、この眺め壮観!渡ってきた橋が小さく見える。ラオスっていいなぁ。
お寺も発見、のぞいてみる。どうやらだいぶウォーキングがてら歩いてきて、川の向こう側あたりに私の泊まっているホテルがある位置ぐらいまで、ぐるっと来たようだ。
こうなったら、あとはホテルのある向こう岸に渡る渡し舟を見つけて、乗せてもらうしかない!そうでないと、あのバンブー・ブリッジまでまた歩いて戻って危険な橋渡りをしなくちゃいけないもの!と心に決めて、もうちょっと歩くことに。
そうしたら・・・・・あった!!!!
泊まっているホテルと同じ系列のホテル!ここに入れば、渡し船でもと来た岸に送り届けてくれるはず!
レセプションのお姉さんに聞くと、もちろんOKよとのこと、うれしい!
素敵なホテルの中を案内してもらいながら通り抜け、カメラパチパチしながら(笑)、ホテルの裏手に着くと、うわぁ!川に繋がるらしき階段が!!喜んで降りていくと、無料の渡し船があった!
ありがたく乗せていただく。この数分の渡し舟から見る風景も迫力があって、なんともよかったなぁ。
地図もなく、あてもなく、ただ無鉄砲に歩いてきた朝のウォーキングだったのに、こんないいルートでスタート位置に戻ってきた(笑)。
素朴だけど美しく整えられた階段を川岸から登って、ホテルに無事戻る。胸はいっぱいだけど、お腹はペコペコ(笑)。
美味しいホテルのシンプルな朝食にありついたのでした(笑)。トマトのジャム!そしてここでは食前に出てくるフルーツ。
ほんの朝の数時間の出来事、旅の朝は色濃く。