10代の頃、ちょっと大人ぶってゆーみんの歌が大好きだった。恋のこの字も知らなくて、意味のわからない歌もいっぱいあった(笑)。
まさか将来自分が外国に住むなんて思いも、また、願いもしなかったころ。人生はたったひとつのきっかけでガラッと変わる。
私の場合、1986年のある夏休みの新聞の記事一枚で、2012年の今もカンボジアにいる(笑)。
なんにしても、お仕事にしても、人を愛することにしても、惰性はいやだ。
惰性になってくると、なんだかそれを壊したくなる破壊王がぬぬぬっっと出てくる(笑)。だから人生は結構大変だ(笑)。子供じゃないんだから「純粋な心」だけなんかじゃ生きて行かれないと、みんなに説得される。生活のためとか、ステイタスのためとか、将来のためとか、そういう思考が私には一切なくて(笑)、ただ本当にそれが好きかとか、本当にそれがしたいかとか、そういうことばかりで、まったく立派な大人になれないのである(笑)。
褒め言葉か、けなし言葉か、「純粋すぎる」とはよく言われること(笑)。
でも壊したところから、また新しく見えてくる、新しい姿があるんだと思う。
壊さずに、何かをだましだまししていたって、不毛なんだだと思ってしまう。
そして壊してもまたやっぱり手にしてしまうものは、自分の中で「本物」なんだって気がしてしまう。そういうわずかな「本物」を手にすると、なにはなくとも、心って不思議に強くなる。
だからついつい壊してしまう(笑)。
ん?何を壊そうとしているんだ?