農林水産省のウエブサイトでトランス脂肪酸に関する情報を公開しています。

その内容の一部を転載してみました。



「食品に含まれる総脂肪酸とトランス脂肪酸の含有量」

食品に含まれる総脂肪酸とトランス脂肪酸の含有量(農林水産省)

より以下抜粋

トランス脂肪酸含有量の多い傾向にある食品

トランス脂肪酸は油脂類に最も多く含まれており、マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングに特に含有量が多い製品があったほか、バター、植 物油脂、動物油脂にも比較的多く含まれていました。油脂類以外の食品で、トランス脂肪酸の含有量が1%を超える製品が含まれていた加工食品は、コンパウン ドクリーム、生クリーム、コーヒークリームなどのクリーム類、ケーキ、パイ、ドーナツ、ビスケットなどの洋菓子類、マヨネーズ、チーズ、クロワッサン、 ポップコーンなどで、いずれも油脂の含有量が多い食品でした。また、牛肉の肩ロースやサーロイン、内臓肉である“ハラミ(横隔膜)”のように牛肉の中でも 特に脂肪が多い部位にトランス脂肪酸が多く含まれていました。

牛肉や乳製品に含まれる主に天然由来のトランス脂肪酸の含有量の製品による差は小さく、一方で、加工食品に含まれている主に硬化処理された油脂に由来すると考えられるトランス脂肪酸の含有量には製品によって大きな差があることがわかります。」

(転載はここまで)

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このサイトでは、食品に含まれるトランス脂肪酸の含有量を調査してその結果が表に菜って載っています。

特に調味料・香辛料類
    マヨネーズ及びマヨネーズタイプドレッシング

の検査結果をみると、市販のカレールウやマヨネーズに含まれるトランス脂肪酸の量が多いことがわかります。詳しいデータをぜひ以下のサイトで確認してみてください。

データの出典先は以下。

出典

*印:「トランス脂肪酸及びクロロプロパノールの摂取量に関する調査研究」(独)農業・食品産業技術総合研究機構・(財)日本食品分析センター(農林水産省委託事業)(2008)

無印:「食品に含まれるトランス脂肪酸の評価基礎資料調査報告書」(財)日本食品分析センター(食品安全委員会委託事業)(2007)

食品に含まれる総脂肪酸とトランス脂肪酸の含有量(農林水産省)より

http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_kihon/content.html