9月4日(木)、短期入所の当日は
アパートから車椅子に乗って 車での移動。
午前11時ごろに太陽の国の障害者支援施設「ひばり寮」につきました。
まず入所の書類の手続きをして それから割り当てられたベッドに移動しました。
部屋は4人女性相部屋で、
ラッキーなことに その日空いていた陽当たりの良い窓側のベッドになりました。
その日私が使用していた車椅子は 介護する人の手押し専用のものでしたので移動はすべて職員のお世話になりました。
とても軽い折りたたみ式の車椅子
お昼になって食堂に移り、入所者の方と一緒にお昼をいただきました。
この日は この施設の入浴日でしたので、午後は 入浴の順番が来るまで部屋で1,2時間ほど部屋で待ちました。
私は 今回 入浴の介助を受けることが目的でしたが、私にとっても職員の方にとっても 始めての利用のため、体の不自由な部分を確認して、どのように介助したらよいか、理学療法士やヘルパーの方たちがいろいろ気を使ってくれました。
私の入浴のときは 大勢のスタッフの方が付き添ってくれて、脱衣所からお風呂への移動や 浴槽につかるとき出来るだけ私が痛みを感じないよう みなさん介助を工夫してくれました。
私の場合、両足で立てないので、浴槽につかるときは、私の両脇に若い女性が立って私の脇と膝を抱えて二人がかりで 「せいのっ」と掛け声をかけながらお湯に入れてくれました。
浅い浴槽でお腹までお湯につかっていましたが、理学療法士の方のアドバイスで 腰を滑らせるように移動して、体全体がお湯につかって浮くようにしてくれました。暖かいお湯にしばらく浮いていると 体の痛みがなくて大変気持ちがよかったでした。
私は その日の一番最後の入浴者でしたが、いつまでもそうしてお湯に使っていられ、その上お湯の中で不自由な右腕を動かすストレッチの仕方も教わり、しばらくはそのストレッチをさせてもらいました。そうしているうちに顔に汗もかいてきました。
数ヶ月ぶりに温かいお湯につかり、家でもしたことがない体をお湯に浮かべてぷかぷかとしばらくさせていただくことは 想定外^^; でしたので大変嬉しかったです。
入浴に関して 思いがけなく大勢のスタッフの方の心遣いに会い、側に付き添って汗をふきましょうか、と声をかけてくれたりして一瞬涙が浮かんだりしました。
そうやって入浴を終わり、髪をドライヤーで乾かしてもらいさっぱりいたしました。
その後の夕食、夜の就寝から翌日のお昼、午後の3時に施設を離れて再び車で送迎してアパートまで送っていただきました。
これが私が太陽の国のひばり寮で経験したことです。今回は特に印象に残ったメインの入浴介助について書いてみました。一般の人には余り知られていない施設の利用でしたが、多くの方が利用されるといいなと思ったりいたしました。
春の太陽の国のようす
桜の木がたくさんあります。
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