このニュースは

保健所に届けられた3匹のネコを 保健所職員が畑に逃がしたら 「捨て猫を遺棄したなどとして動物愛護管理法違反などの疑いで書類送検」された、というもの。



このニュースを読んだとき
心にひっかかるものがあって少し気になったものです。

書類送検するほどのことになったいきさつ、というか事情が気になります。


昔なら

『人情』 の枠で解決されるであろう出来事が、現代の住環境にあわせた公衆衛生、 仕事の管轄以外の責任の有無、 マニュアルどおりの判断で事なきを得る、など、今の社会では人情で黙認される範囲の やさしい融通性のようなものがどっかにいってしまったような気がして、ちょっと寂しくなりました。

(以下はそのニュースの転載です。)
(ちなみに、日本では 添付で保存しないと、
古いニュースがすぐに削除され、リンク切れになるので残念です。)

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「 捨て猫を遺棄したなどとして動物愛護管理法違反などの疑いで書類送検された愛知県警東海署会計課の男性職員(59)と同県動物保護管理センター知多支所(愛知県半田市)の男性支所長(53)について、名古屋地検は30日、犯罪にあたらないとしていずれも不起訴とした。                    
                 
同地検や愛知県警によると、東海署職員は昨年8月と10月、同署に届けられた猫3匹を畑に逃がしたとして同法違反(遺棄)容疑で、支所長は猫を逃がすようこの職員を唆したとして同法違反の教唆容疑で、今年4月に書類送検された。同法は、愛護動物を遺棄した場合、100万円以下の罰金を科すと規定。同地検は「遺棄とは危険な場所に捨てることを指し、畑に逃がした行為は遺棄にはあたらないと判断した」としている。」(以上転載はここまで)

上の写真は

Nature Picture Selection
Cat Shelterより転載