All music/Ken Ikezawa


揺れた香りで目を覚ます

寝ぼけまじりの光が射す

頭跳ねた昨日の記憶

「悪くない」なんて厚化粧な言葉


マスカラが落ちる音なんて

聞こえないから目を凝らした

次は見逃すことがないように

触れたまま 手を伸ばす

少し過ぎた言葉で背伸びをして


抑えていた わがままさえ甘えだと笑おう

くだんない悩みが 喉を詰まらせたなら

流し込めばいい 




濡れた瞳で目を逸らす

吐息混じりの声がまた

もうだんだん耳に響くから

体が熱くなるのを感じた

全て目に焼き付けよう


欲望の音がするほうへ

這わせた手が 灯すいたずら

待って なんてそんな顔は

逆効果だとわかってるでしょ?

しょうがない衝動

規則的等加速繰り返し




押さえていた 口が告げた明日でも笑おう

くだんない悩みが 喉を詰まらせたから


抑えきれない 甘えの数が気づかせた夜を

くだんないなんて

やめてよ いつもの部屋が広く虚しくて


なんて思えばいい